おばばの冷や水発信

年に数回 思い出した時にゆるく更新しています。そろそろ〇桶に片足突っ込んでます。

クレイジーホース パリ

2015年05月07日 | 映画・DVD・映像
パリにある
ヌード ダンスショーのドキュメンタリー映画です。

官能的ですが
ストイックでもあります。

ダンサーは
申し訳程度の衣装をつけ
ほぼ全裸です。

でも
絶妙な照明テクニック
デザインが
体を包み
更に美しくしてくれます。

彼女達の筋肉はしなやかで
美しいです。
体を
より美しく見せるショーなので
筋肉のつき方

全てに気を配っています。

顔より
胸より
しなやかに伸び
そして雄弁な腰から足を中心としています。

20代でパリに行った時
ムーランルージュの前を通りましたが
素通り
30代
誘われましたが 「イケナイ場所」な気がして
行きませんでした。
40代
子供連れだったので
ピギャールは脇目も振らず
50代
パリに行ったけれど
時間が合わず

そう!!
今なら 行きます!

エッチだから?

そうではなく
肉体の美しさ
しなやかに鍛えられた筋肉と
照明美術と
音楽に ダンス

総合芸術だと思います。

昨年12月にパリへ行った時
モロー美術館を出て
ピギャール広場へ行きましたが
すぐ近くです。

モローの耽美的な絵は
パリの美しく魅せる事に長けた女性あっての
ものだと思いました

そして
こうしたショーを見ると
芸術は
それぞれが呼応しあい
溶け合い
高め合って生み出され
摩訶不思議でもあり
奥深いと
改めて思うのです。

ちなみに

お供は
Château Latour 1997

コルクを抜いた瞬間の
ガツンと強い香り
まだ 若いけれど
雄弁な味わい
多様な変化を口から鼻腔へともたらす

ワインがなくなった瓶や
グラスを抱いて眠りたいほどの良さでした。

連休の最終日は
官能を堪能した夜でした。