手仕事しましょう♪

子どもを取り巻く生活、遊びにかかわる手仕事をしてみたい、作ってみたい大人を応援する手仕事講師のブログ

mistylakeのジョンちゃんへ

2005-07-13 21:57:29 | その他いろいろ
これが日本の贈り物につけるのし紙です。
説明すると長いけど、りポンのようにほどける白と赤の水引(紙のひも)が結んである絵は、何度あってもいいお祝い事につけるもの。本当は絵じゃなくて本物の水引を結びます。これは簡略式。あんまり安いものには今はつけません。
出産お祝い、入学お祝い、結婚記念、などなどと書きます。
お年玉を入れたり、お礼、謝礼などもこの袋に入れます。そのための小さな袋もあります。

固く結んだまま、水引が上を向いているものは、婚礼用。二度とない幸せを祝うもので、もう一度結べないようになっているのね。
結婚祝いと書きます。

お葬式には白と黒の水引のものを使います。書くのは
ご霊前・・・仏教、神道などでなくなってすぐの場合
ご仏前・・・仏教、神道などでなくなって49日以降の場合
お花料・・・キリスト教や、その他の宗教の時

などとなっています。わかったかなー


藍のたたき染め体験授業

2005-07-13 19:44:07 | 紅花日記
7月12日5・6時間目
朝のうちに1回の花壇から藍のプランターを持って3階の非常口に上げてもらいました。この藍の葉を使ってたたき染めをします。前回の天然防虫スプレーの効果か、卵が孵化することはありませんでしたが、相変わらず大量の卵が産み付けられています。
YさんとWさんが授業直前まで一枚一枚を手で払ってくれていました。

午前中にはYさん、Tさんが布を160枚分に切り分けてくださいました。ご苦労様でした。
1枚はおうちに持ち帰り用。
麻の混紡のもう1枚はクラスごとにパッチワークして大きな布に仕上げ、後日廊下のガラス窓に飾ってもらい、学年最後には謝恩会の飾り付けの一部にしてもらおうと計画しています。

はじめに子供達に手順を説明した後、各自で藍の葉を取りに行きました。自分のデザインに合う大きさや色の葉を選んできて教室に戻ると、新聞紙の上に布、布の上に藍の葉を乗せます。そのまま乗せてもいいし、はさみで切ってもいいでしょう。いろんなもようにしたら、新聞紙ごとクリアファイルに挟み込み、ファイルの上から木槌で静かに叩きます。




静かに叩いて、葉の形をそのまま写し取る子、かなづちのヘリが模様になっておもしろいと、小さな三日月のような模様をたくさん作る子、切り張りしてキャラクターを作る子もいました。
先生方も、初めての体験。
学校中にドカンドカンといっせいに子供たちが叩く音が響きます。

お母さん方にはその間に残りの鉢の葉をみんな摘み取ってきていただきました。
全部を水洗いしたら、ジューサーミキサーに少量の水を入れ、どろどろの液体にします。それをさらしで作った袋にいれ、絞って染液をつくりました。

そこに布を浸しておきました。たたき染めをした後の布を染めてみたり、間違って自分のたたき染め用の布を浸してしまって、後からその布にたたき染めをした子もいましたが、ちゃんとどちらもきれいにそまりました。

出来上がったものを机に並べてみてみると、どれひとつとして同じものがなく、個性一杯、藍の葉の美しさそのままのステキな作品が出来上がりました。
今は緑色のきれいな葉のいろですが、時間経過とともに緑の色素は退色し、インディゴの色だけが残ります。
終了後に、図工の先生や校長先生も見に来て下り、子供達の作品に驚きとお褒めの言葉をいただきました。

インディゴの時間経過を子供達にも見てもらおうと思うので、これから学年内でパッチワークのボランティアを募集します。ご協力よろしくお願いいたします!!
Yさん、Tさん、Wさん本当にお疲れ様でした。

藍で染めた布