
朝日新聞が自民議員らに謝罪 記者が誤解与えるツイート
<韓国人差別のステッカーが衆院議員会館で売られていたと朝日新聞記者がツイートしたことについて、朝日新聞社は2013年5月16日、「誤解される内容を発信した」として、自民党議員らに謝罪したことを取材に対して明らかにした。
ステッカーは、沖縄復帰の学習会でボランティアの1人が展示していたことが分かっているが、学習会実行委の市民団体「沖縄対策本部」では、このボランティアは無断で展示しており、すぐに止めてもらったと説明していた。会議室利用に協力した自民党の西銘(にしめ)恒三郎衆院議員側も、朝日記者はツイートの前にこうした事実関係を確認してほしかったと指摘していた。
朝日新聞社の広報部では、記者は業務外で私的にツイッターを利用しているとしながらも、「国会議員や主催団体が関与していたと誤解される内容を発信しました」とコメントした。会場では、本人がステッカーを買っていたことも明らかにした。実行委では、ボランティアに会場で販売してはいけないと事前に説明をしたとしているが、実際は売られていたことになる。
ツイートについて、朝日のコメントでは、「記者の上司は本人に注意するとともに、ご迷惑をおかけした国会議員の事務所や主催団体にお詫びしました」としている。
なお、ツイートした社会部の石橋英昭記者は、関連するツイートを削除したことをツイッターで明らかにするともに、「私のツイートに誤解を招く表現があり、関係者にご迷惑をおかけしたことをおわびします」と書いている>

その日は「5.15平和行進」の最終日。17日から始まった「平和行進」は辺野古で出発式、新基地建設を許すな、と声を張り上げて歩き出す。その3日目になる19日には普天間飛行場のある宜野湾市に到達する、という段取りだ。
「歩くことで知る沖縄があります」とポスターに書いている割に車で来るらしいが、主催者側は当たり前ながら「貸せない」ことを告げる。もちろん、主催者側は理由も丁寧に説明している。半年前から会場を押さえて準備していたこと、駐車場がなければ「車社会」の沖縄でイベントはやれないこと、1ヵ月前に頼まれても対応できないこと、などを告げると、いくら沖縄タイムスの記者とはいえ「そうですよね」と折れてくれたそうだ。
主催者側が驚くのは翌日、その沖縄タイムスの紙面だった。

見出しは「平和行進出発危うし」。要するに「毎年やってる平和行進なのに、駐車場を貸さない宜野湾市はどういうことか」だ。わかってるんだから空けとけ、と。それに「平和行進」なんだから優先的に使わせろと。それを貸せないとか<意図的>じゃないのか、とチンピラのイチャモンをやる。つまり「危うし」なのは沖縄タイムスのモラルだとわかる。
そんな「5.15平和行進」を嬉しそうに何度も報じていた朝日新聞。ここの社会部の記者、石橋英昭が<私のツイートに誤解を招く表現があり、関係者にご迷惑をおかけしたことをおわびします>と謝っている。なんのことかと思えば、例の「チョンキール」のツイッタ―だ。画像入りのそれは消されたらしいが、内容はこうだった。
<チョンキールと書かれた差別ステッカー。衆院第一議員会館の会議室でこんなものが売られていた。沖縄復帰をめぐる学習会。表示によると主催は西銘恒三郎氏(自民)、特別講演は西村眞悟氏(維新)>
私にも経験があるが、そういう勉強会や講習会をすれば、このひとだれ?みたいな人が混じる。打ち上げで酒を飲めば路上で「天皇陛下万歳」をする人もいる。共産党の選挙カーを追いかけて罵声を浴びせたりするのもいた。大阪護国神社で行われる催し物でも「日本軍のコスプレ」をみかける。無論、話しかけたりもしない。私は参加したり手伝ったり、あるいは主催者側だったとしても、アレとは違う、みたいな顔をして通り過ぎる。
中には気を悪くする人もいた。「声をあげなきゃダメ」だということらしく、他のお客さんも飲んでる居酒屋で「在日朝鮮人を許してはならない」とか、大きな声でやるから諭したこともあった。すると「そんなんだからダメなんだ」と説教される。「戦わないとダメなのだ」は立派だが、それをいま居酒屋でやらなくても、と困ったモノだ。
そこだけをクローズアップされて「こんな連中ですよ」とやることを「イメージ操作」という。アカい連中の専売特許だ。実に巧みに、実に執拗に、大々的に仕掛けてくる。そしてバレたら小さく「ごめんなさい」でお仕舞いなのも特徴だ。
この記者のツイートもそう。「沖縄本土復帰を祝う連中」と括り、連中はこんな差別的な連中です、としたい。ヘンなのだけを抜き出し、あるいは「いなければ探して」「連れてきて」でもなんとか操作したい。そういういじましい生き方をしているのだ。
また、事前にフォローできるポイントも入れている。<表示によると>だ。ボクは知らないけど、なんか<表示によると>自民党の議員だったよ、講師はなんと、あの西村眞悟ですよ、と書き逃げている。卑怯の見本だ。
それにいくらプロフィールに<会社「非公認」。新聞社の見解とは関係ありません>と書いてもダメ。しっかりと名前の横に<朝日新聞社会部記者>と入れてある。つまり「信憑性」が増すとしれている。朝日新聞とはいえ「新聞記者」だ。そのツイッターで「差別ステッカー」として画像まで載せておいて議員の名前を出すなら、普通の人は「裏取り」は終わっていると判断する。そんな御粗末な新聞記者などいるはずもない、というのが社会の常識だからだ。
世の中には詐称すると犯罪になる「肩書き」がある。医者とか弁護士とか警察関係とか。これは「自称」も許されない。名乗ったら資格詐称、犯罪になる。しかしまあ、世間に「自称・朝日新聞社会部記者」という自虐的な人も少ないから、肩書きに「朝日新聞記者」とあれば、なんか事情でもあるのかな、と心配するだけになる。それにたぶん、自称・ジャーナリストも少なくないから法的には問題はない。また、ちゃんとわかっている人は「1たす1は2」と書いてあっても、その隣に「by朝日新聞」とあれば不安になって電卓をたたくから実被害もない。
沖縄タイムスの記者も「危うし」と書くなら、1年前とか、もっとちゃんと準備したらどうか。ひと月前になってから「駐車場がない」と慌てるのを世間では「使えない奴」という。例えば「裏を取らない新聞記者」などだが、また、それを被害妄想よろしく、国や市町村、公共施設に<意図的>か?と文句垂れるのを「ヤカラ」という。目的を果たすためには嘘や言いがかりを躊躇わない連中だ。つまり、朝日新聞や沖縄タイムスには「そういう連中」しかいない。まさに「危うし」だ。

◯祖国復帰日の丸パレード
10時30分 普天満宮集合
11時 パレードスタート(宜野湾市民会館まで約1,4キロ】
◯テーマ 「現在の沖縄問題を解決し、子や孫に誇れる沖縄県へ」
◯日 時 5月19日(日)14時開会(13時開場)
◯場 所 宜野湾市民会館大ホール(宜野湾市役所の隣です)
第一部 沖縄県祖国復帰41周年記念式典
第二部 記念講演 櫻井よしこ先生(ジャーナリスト)
◯会 費 500円
◯主 催 沖縄県祖国復帰記念大会実行委員会
那覇市若狭1-25-11波上宮内
祖国復帰の「5月15日」に「琉球民族独立総合研究学会」が設立されます。ほかならぬ祖国日本に帰ってきた歴史的事実を冒涜するこの動きに対して、私たちは祖国復帰の事実を確認する必要があります。
昨年は祖国復帰より四十周年という記念すべき年であり、多くの行事が開催されました。
しかし、私どもは五年や十年に一度ではなく、毎年の記念大会開催を通して祖国復帰の歴史的意義を確認すべきであると考えております。県の内外問わず祖国復帰の意義を発信し、祖国復帰にかけた先達の貴重な体験や歴史を、次世代を担う青少年に受け継ぐべく記念大会を開催致します。
「沖縄県祖国復帰四十一周年大会」では、四十年の歴史を振り返った昨年の大会から、新たな一歩を踏み出すべく、基地問題や安全保障など沖縄をとりまく問題にも取り組んで参りたいと思います。
ご協賛も募集しています。
琉球銀行口座 店番号308 口座番号512952
郵便振替口座 01700ー9-72981 沖縄県祖国復帰記念大会実行委員会
ご協賛いただいた方には、参加無料券を差し上げます。
またご希望の方は大会パンフレットにご芳名を掲載いたします。
お問い合わせ
電話 098-868-3697 FAX 098-868-4219
携帯090-6831-0989(坂本)
E-mail npnkig.okinawa@gmail.com
