忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

2009.1.14

2009年01月14日 | 過去記事
テレビで沖縄の成人式の様子を映していた。アナウンサーは「騒いでいるのはほんの一部です」と強調する。また、「式ではちゃんとしてました」「この日だけ盛り上がっちゃうんですね、次の日からはちゃんとする子たちなんです」などと言う。高野孟というコメンテータなんぞは「これ、警察がいなければどうなんでしょう?この集団を煽っていることになりませんか?」と“警察が悪い”かのようなコメントを出す。周囲は「なるほど」と頷く。▼「煽っている」のはマスコミだと周知であるが、それにしても「警察が大仰に警戒するからトラブルに発展する」という論調を、恥ずかしげもなくテレビで繰り広げるなど、なんとも、この御仁、まだ精神的には成人していないのだろうか。▼我が家は毎年「伏見神社」に初詣に行くが、警察官の警備はとてもありがたい。心から「御苦労さま」と感謝する。妻も「張るカイロ」などをいくつか持って行き、失礼ながらも「年配の警察官」を見れば配っているほどだ。▼「大勢の人が集まる」となれば、何らかの危険性は予測できる。何事もなければそれでよいが、何かある可能性が増すならば、そこに警察による警備は必然ではないか。▼この高野孟という御仁は以前、他の番組で「日本軍に腕を斬り落とされた中国人」のエピソードを語り、同席していた西尾幹二氏に「いい加減な作り話を信じている」と酷評され、激昂して暴言を吐いた「おとなげない」御仁である。発想がお若いのだろう。「警察官を見ればケンカを売りに行くことは仕方がない」らしい。

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