ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

5月の秩父ミューズパーク・美の山公園の散策

2016年05月18日 | 散策
今日は、一日中天気が良さそうだと朝の天気予報で言っていたので、秩父方面へ向かうことにし、朝6時半前に自宅を立って、自家用車で西に進んでいった。国道463号線に出てさらに西に走り、羽根倉橋で荒川を越えたが、結構渋滞していた。
 それでも、途中から右折して、国道254号バイパスを北向した。富士見市役所前のインターチェンジから左折して再び西進し、ふじみ野市で国道254号線(川越街道)を横切って、脇道を進み、国道299号線に出て、飯能市街を過ぎようとしたが通勤時の渋滞に巻き込まれた。なんとかそこを抜け、正丸トンネルをくぐり、横瀬町を通過して、秩父市域へと入っていった。
 その後、公園大橋を渡って、10時前には、「秩父ミューズパーク」へと至り、南側の斜面林にある拠点広場の駐車場に車を駐車した。例のごとく、長靴に履き替え、防虫スプレーを手足に散布してから、カメラを携えて、散策を開始した。
 周辺には、ハルジョオンの花がたくさん咲いていて、いくつか蝶の姿も見える。近づいてみるとスジグロシロチョウとヒメウラナミジャノメだったので、まずカメラに収めた。そうしているとクモガタヒョウモンも飛んできて花に止まったので、シャッターを切った。
 さらに周囲を探索してみるとウスバシロチョウが舞っていたので、草上に止まったところを望遠で捉えたが、とてもきれいな蝶だった。近くに、ヤマトシジミもいたので、撮影しておいた。
 それからは、遊歩道に沿ってトンボ池の方へと向かったが、道端にキタキチョウがいたので、写しておいた。陽射しは良いもののそんなに暑くはなく、散策するにはうってつけだ。ぶらぶら歩きながらトンボ池に近づくとたくさんのトンボが飛んでいたので、少し撮影しておいたが、蝶はあまりいなくて、コジャノメとヤマトシジミ、キタキチヨウくらいしか見つけられなかった。仕方がないので、適当にシャッターを押してから次へ進むことにした。
 ゆっくりと遊歩道を歩いて、紅葉谷湖へ行ってみると斜面に陽が当たり、蝶やトンボがいくつか舞っているのを見つけた。注意深く観察しているとオレンジ色のセセリチョウがいたので、止まったところを接近してカメラを向けるとヒメキマダラセセリだった。
 さらに周辺を探索してみるとイチモンジチョウが飛び出してきて、地表に止まったのでシャッターを切った。しかし、近くを飛んでいたダイミョウセセリは撮り逃がしてしまった。その場所で少し粘ってみたものの、それ以外のものには出会わなかったので、場所を変えることにした。
 戻ってきて、今度は斜面広場の方へと向かおうとしたが、途中でテングチョウが飛翔してきて路上に止まったので、接写した。
 さらに遊歩道を歩いて行くと今度は、ミスジチョウが飛び出してきたので、追いかけてなんとかカメラに収めたが、時期的には結構早い気がした。
 続いて、斜面広場へと入っていったが、サルスベリの花が咲くにはまだ早く、見晴らしは良いところだが、蝶の姿が見えないので、林間へと入っていった。
 そうすると、途中で、補虫網を持った方に出会ったので、声をかけてみたら、いつも見ているブログ「秩父の蝶」を書いている方だと知れた。そこで、いろいろと蝶の話をさせてもらったが、この辺りをフィールドにされているようでとても詳しかった。
 だいぶ時間もたったので、その方と別れて、駐車場の方へと戻っていったが、途中では、イチモンジチョウやヤマトシジミに出会っただけだったので、ここでの散策を終えることにした。
 約2時間の散策で、13種類の蝶としか出会えず、この時期としては少し少ない気はしたが、心地良い散策となったので、まずまずだったと思う。
 もう、昼になっていたので、空腹を満たすため、昼食場所を求めて、車に乗って、ここを離れることとした。そして、国道140号線に出て、皆野町方面へと向かい、国道脇にある「かっぱ寿司」に入って昼食を済ませた。食後さらに国道を進み、「美の山公園」入口で、右折して山道を上っていった。
 カーブに気を付けながら、高度を上げていき、美の山(標高587m)山頂付近にある「美の山公園」駐車場へ車を駐めた。再び、長靴に履き替え、防虫スプレーを散布してから、カメラを首からぶらさげて散策を始めたが、天気はとても良好なので蝶も飛んでいそうだと期待が高まる。
 最初に、花で吸蜜しているオナガアゲハを見つけシャッターを切った。さらに、クモガタヒョウモンも見つけたので、追いかけて斜面を下ったが撮り逃がした。それでも近くにいたキタキチョウとヒメキマダラセセリは、カメラに収めた。
 その後、公園の管理事務所に行き、蝶のいそうな場所を聞いたが、“花の森”を進められたので、そこへ向かうことにした。
 遊歩道を歩き始めると、山頂付近でコジャノメとヤマトシジミを見つけたので、撮影しておいた。
 “花の森”近くまで来るとアゲハチョウの仲間がたくさん飛んでいるところを発見した。ここは、蝶の通り道になっていると思ったので、しばらく観察してみることにした。そうすると、モンキアゲハやカラスアゲハが勢いよく飛んで行くものの、止まってくれないのでシャッターチャンスがなかった。
 それでも、辛抱強く待っているとダイミョウセセリ、ミヤマセセリ、ヒメウラナミジャノメ、ヤマトシジミなどが飛んできて葉上や地表に止まったので次々とシャッターを切っていった。
 さらに少し歩くとハルジョオンがたくさん咲いている原っぱがあったので、蝶を探してみた。そうするとツマグロヒョウモンやクモガタヒョウモンが花に寄ってきて吸蜜したので、望遠で捉えて何回もシャッターを切らせてもらった。
 続いて、遊歩道を歩き、奥にある展望台まで行ってみるとクロヒカゲが飛んでいたので、止まったところを撮影した。さらにその場所で観察していると、勢いよく蝶が飛んできて、展望台の壁に止まったので、望遠で撮影してみるとスミナガシだった。距離が遠くて、きれいに移せなかったことが残念だ。
 次は、急斜面を下って、“みはらし園地”まで行ってみることにしたが、途中の林間では、イチモンジチョウやコミスジがいたので、カメラに収めながら歩いた。
 “みはらし園地”まで来ると、ダイミョウセセリ、ヤマトシジミ、コミスジなどが舞っていたので、ひととおり撮影しておいた。
 それ以上は、新しい種類の蝶がいそうもなかったので、引き返すことにしたが、コンディションがとても良く、歩いていても気分が良い。
 途中でもいくつかの蝶に再見したので、適当に撮りながら、芝生広場まで戻ってきた。そうすると、まだしぼみ切っていないツツジの木を見つけ、そこに蝶が寄ってきていたので、しばらく観察することにした。
 そうしているとオナガアゲハ、ウスバシロチョウ、クモガタヒョウモンなどが吸蜜に来たので、次々と撮影していった。
 その後は、急な斜面を登って、エントランス広場まで帰ってきたが、途中で、クモガタヒョウモンのオスとメスが交尾していたので、シャッターを切った。
 山頂付近の園地まで戻ってきても、それ以上は、他の種類の蝶には出会えないと思い、散策時間も3時間になろうとしていたので、それでやめて、駐車場へと戻っていった。
 そうすると駐車場付近で、キタキチヨウ、イチモンジチョウ、コミスジを見つけたのでまたシャッターを切った。
 結局、ここでは17種類の蝶と出会え、心地の良い散策ができたので、とても良かったと思う。 それからは、帰路につき、車で山を下り、国道140号線から、国道299号線に出て、正丸トンネルを越えて、来た道と同じ道を戻っていった。
 飯能市を経由し、入間市、狭山市、川越市、ふじみ野市と通過して、再び羽根倉橋で荒川を越えて、さいたま市域へと入ったが、それほど渋滞していなかったので、順調に走り、途中のスーパーマーケットで買い物をしてから、夕方に自宅に帰着した。

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