余録

新天地

最後の試練・・・焼山寺の険しい上り(19) 5/18

2005年11月12日 09時30分55秒 | お遍路さん
アザミの花を見ながら、ひとときの休憩を楽しんだ。

アザミの花を見ながら休んだ後には傍に流れる谷川の渓流・・
左古内川に橋がかかっている。
橋の向こうには急な上りの山道を見た。

その険しい上り坂は焼山寺までの標高700mが続く山道とは思いもしなかった。

橋を渡り切ると険しい上り坂・・・最後の力を振り絞りながら
もう何も考えずただひたすら足を止めずに必死に登った。
行けども行けども上りが続き私を休ませてくれなかった。
山道は人影がまったく無い、苦行が続き
この山の中を歩いているのは私一人だろう・・思いながら
遍路道保存協力会の道しるべ・・・・これからが一番つらい頑張ろう

遍路道保存協力会の道しるべに何度も励まされた事か・・・・・・。
道しるべに出会う事の多さに驚きながらも手に金剛杖に支えてもらいながら
最後の力を振り絞りながら、もう惰性で何も考えずただひたすら足を止めずに上って行った。
急に目の前に舗装道路が見え、ビックリしてしまった。
道路には団体の遍路姿の一団が見えた。
もそこは焼山寺の参道入り口の鳥居があった。
時計を見ると12時少し前、5時間で辿り着いた事になった。
ほとんど休憩らしい休みを取らず上ってきた。
参道から本堂までの10分間位、観光バスの団体遍路客の歩くペースが速く
見る見るうちに離されてしまった。






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