余録

新天地

民宿坂本屋・・・初めて足の豆治療に専念(8)3月5日(土)

2005年07月12日 21時10分40秒 | お遍路さん
第10番切幡寺を打ち、今晩の宿民宿坂本屋まで
長い下りの坂道、爪先に重心がかかって痛みが走る。
歩きはずり足でスムーズな動きが取れない。

やっと民宿坂本屋の引き戸を開け
中に入ると女将さんが先に夕食を食べて下さい・・と云う
夕食より濡れた下着を取り替え風呂に入りたかった。
風呂に入りたい欲求が満たされないまま
広間に用意された夕食の膳に付いた。

今晩の宿泊客は女性二人連れが二組、男3人。
第4番大日寺で初めて逢った福山の学生二人と同宿になり
会話の中で今回の旅は16日間の40番まで打つ予定との事。
二人の学生に・・無事を祈ってるね・・言葉を掛けた。

夕食を終えると部屋に戻らずそのまま風呂へ入るようになっていた。

民宿坂本屋は部屋数が多いようだ、風呂は一度に浴槽に6~7人は入れる。
又,夕食の広間も広くて宴会場に利用できる。

部屋への入り口は廊下に面してガラス戸が引き戸で、
開け閉めになっている。
部屋の鍵が金具で中から戸を止めるように出来ているから
留守にする場合は施錠出来ない。

4、5帖の和室に布団、浴衣が用意され、TV、えもん掛けがあるだけ
床の間や窓は無くクロス張り、エアコンがある。
汗で濡れた判衣、下着を着替えて
足豆の治療に専念した。
針先をライターの火で焼き、小さい豆でも中の水を抜かないと歩けない。
手の爪先を使ったりして、力一杯出来た豆を押し出すが中々上手くいかなかった。

明日は第11番藤井寺1ヶ寺参り、時間の余裕が有り過ぎた。
廊下から入ってくる明かりと隣りの部屋からTV声とで
疲れているのに寝付かれなかった。




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