栃木県宇都宮市
■案内板・・・
●よみがえる太古 うつのみや遺跡の広場 <史跡・根古谷台遺跡>昭和63年5月17日指定・文部省(※国指定史跡)
この史跡公園は、縄文時代前期(約5~6千年前)の根古谷台(ねごやだい)遺跡を中心に整備したものです。根古谷台遺跡には、墓地になっている広場を囲んで建物が建ち並んでいたことがわかりました。そこで復原建物と耳飾り、首飾りなど(重要文化財)が出土した墓穴に重点を置いて整備しました。なお、1号長方形建物は原始時代の復原建物としては日本最大の規模です。園内には資料館もありますので、ゆっくり御見学ください。
栃木県鹿沼市
かぬまむかしばなしより
◆「今から1200年も昔のはなし。宇都宮と楡木の街道にかかっていた橋が大水で流されてしまった。近くの老婆が一人で橋の修理をしていた。そこに旅の僧が通りがかり、老婆に藤つるを使う橋の作り方を教えた。老婆は村中に、橋の復旧の手伝いをたのみ、村人が手分けして橋は三日で完成した。翌年の嵐にも橋は流されなかった。村人はこの橋を『藤橋』と呼んだ。旅の僧は弘法大師?・・・・・・弘法大師のありがたい教えを後世に伝えるため藤橋の近くに観音堂を建てた。弘法大師が雑草の上で安全を祈願してくれたことをもったいなく思い、観音様に俵ボッチをあんで納めた。観音様は「お藤観音」とか「俵ボッチ観音」と呼ばれている。」というおはなしです。
先入観から「お藤」という女の子の話かと思っていましたが、違いました。
この辺が窪んでいるところなので、昔は川だったのでしょうか。
お堂の上は藤棚ですが、まだ藤の花を見たことはありません。