平和とくらし  #茨木市議会議員 #山下けいきの日々是好日

平和憲法が私の原点。鹿児島の吹上浜、桜島が原風景。毎週阪急3駅、JR2駅の5駅をのぼりを背負ってアピールランしています。

戦争をしない平和憲法の日本に敵国はいない

2006年07月30日 |  #憲法 #平和 #民主 #人権 #茨木市議会議員
 (仮称)いのちと平和の近畿ネットの学習交流会も第3回目を迎える。提案する資料をバタバタと作成し、昼から会場のPLP会館に。

 今日の講師は品川正治さん(経済同友会終身幹事)で戦争体験、靖国問題、日本外交と話された。
 「中国は戦争指導者と日本人民を分け、日本人民を被害者と扱った。日本に賠償を求めれば日本人民を窮状に追い込むとして、自国民に悪いのは日本の戦争指導者であり日本兵を憎んではならないと訴えた。日本兵から残虐行為を受けた中国国民はそれを納得せず、説諭に来た共産党幹部が80人も自国民に殺害された」
 「韓国では日本兵として召集を受けた家が、対日協力者として周りから迫害された。反対の声が強かった日韓条約は戒厳令を布いて成立させた。あの侵略戦争は何度謝ったら済むのだという次元のものではない」
 「戦争は①生命や自由、平和、人権といった理念よりも勝つという事が最優先する。②全てのものを動員する。医学、化学といった自然科学、政治、歴史の社会科
学も動員された。③戦争指導者が全ての権力を握る」

 規制緩和は大企業が権力から自由になっただけのことである。「官から民へ」というが財政赤字は企業救済のためにつくられたのであって、赤字だから公務員の数が多い。給料が高いというのは間違いである。そもそも日本は大きな政府ではない。

平和憲法を持っている日本と戦争国家であるアメリカに共通の理念などあるはずがない。自公政府はテポドンの件で北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)への制裁や先制攻撃まで持ち出してきているが、世界で北朝鮮が日本を軍事攻撃すると見ている国はどこにもない。ロシアも中国も日本に軍事攻撃する意図はない。いたずらに戦争不安を煽ってアメリカに追随する政治はおかしい。

国民投票で「改憲ノー」と言える声を今から広げようと話された。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする