住民投票はなんでも是とはいえない / 反原連との討論会、民主党議員凍りつく

兵庫の明石市の駅前再開発の是非は住民投票で決めようと「市民みんなで決める住民投票を実現する会」（略称：再開発・住民投票の会）が結成され、今月末からの署名活動を予定しています。関係者から、のぼりの作成を依頼され業者とのやり取りに入っています。

住民投票求め署名活動２１日に事務所開設　明石駅前再開発　

　当初は「バックをレインボーで」の話があり、こちらでデザインしましたが、シンボルマーク中心の構図になりました。住民運動の成功を見守りたいと思います。

　このような住民投票はありがたいのですが、なんでも住民投票で決着したらいいのかというと、そうではありません。たとえば原発の是非となると、これは賛成はできません。

　私は誰が何と言おうと原発の存在は許せないし、一つもあってはならないと考えています。もし住民投票の結果、原発を認めるとの結果がでたらどうなるのか。住民投票を推進した人はそれを認めないわけにはいきません。

　原発に対して、確かに否定的な感情が存在していると感じていますが、一方、毎日新聞のような「電力不足対策として原発再稼働が必要だと思いますか」と誘導調査されると「49％が「必要」と答える状況があります。理論的になぜ原発はだめなのかと答えられる人は、まだまだ少数ではないかと思っています。

【今日のネット情報】

　原子力規制委員会の人事をめぐる動き。政権政党である民主党や議員一人ひとりが問われています。以下に「民主党議員凍りつく」とありますが、脱原発の本気度が問われています。再稼動・原発推進の電力業界や労働組合のナショナルセンター連合と対決する覚悟もないのに、のこのこと出かけ、凍りつく議員は原発推進民主党のイチジクの葉の役割を果たそうとするもの、犯罪的といわねばなりません。辻元清美議員はどうだったのでしょうか。

反原連との討論会　「原子力規制委員会人事」問われ、民主党議員凍りつく

読売が全力をあげる「原子力規制委員会」人事

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