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玉島公民館役員会 / 首相1強体制 民主主義が崩れていく  【紹介です】

2015年08月02日 |  #憲法 #平和 #民主 #人権 #茨木市議会議員


【今日のメモ】

 のぼり、横幕などで事務作業。明日からのピースサイクル準備。

 夜は公民館役員会。玉島まつりと地区体育祭について確認と協議しました。どちらも盛大にやりたいものです。

【情報紹介】

首相1強体制 民主主義が崩れていく

日本の民主主義が危機にひんしている。

 参院で審議が始まった安全保障関連法案に対しては国民の批判や反対運動が広がる一方だ。しかし、安倍晋三政権は耳を傾けない。衆院の採決強行に続き、参院でも数の力で押し通すのではないか。

 国会は言論の府であり、政府の行きすぎを止める役割もある。ところが今の与党は、安倍首相がこだわる政策実現の手助けが最優先になっているかのようだ。

   <選挙制度に問題の根>

 なぜ、「首相1強」と呼ばれる政治状況が生まれたのか。安保政策や原発再稼働など、多くの分野で自民党内から異論や反論はほとんど聞こえてこない。

 背景として、衆院の選挙制度の問題が挙げられる。比例代表制との組み合わせで1996年から導入された小選挙区制である。一つの選挙区で1人しか当選できない現行の制度は、時の勢いに乗った大政党に有利に働く。

 第2次安倍政権を誕生させた3年前の総選挙。自民は小選挙区で4割程度の得票率だったのに、8割近くの議席を占有した。昨年12月の総選挙もほぼ同様の結果をもたらしている。

 選挙での公認権やカネを配る権限を持つ党執行部の存在感が増す一方、党内バランスを保つ役割も果たした派閥の影響力は低下していった。加えて、自民党は安倍首相の下で国政選挙に連勝し、首相の政策に口を挟める雰囲気はなくなったといわれる。

 逆に首相を支持する議員や、それに近い意見が幅を利かせるようになった。「首相の政策に内心で反対でも、口に出せばにらまれる」との声もある。

 首相は一昨日の参院本会議で、安保法制は前回総選挙の「主要な論点の一つで、国民から強い支持を得た」と強弁した。

 しかし、首相が解散・総選挙の大義名分にしたのは、自身の経済政策「アベノミクス」の是非だったはずだ。安保で踏み込んだ論戦もなく、争点隠しのような選挙だった。白紙委任を受けたかのような発言は認められない。

 独り善がりの姿勢が党内に広がっているようにみえる。例えば、若手議員による勉強会で「マスコミを懲らしめる」などと安保法案に批判的な報道機関に圧力をかける言動が表面化した。テレビ局への介入も平気だ。民主主義の柱ともいえる「表現の自由」を軽視する姿勢が甚だしい。

   <見過ごせぬおごり>

 礒崎陽輔首相補佐官は先日行った講演で、安保法案に関し「法的安定性は関係ない」などと語り、謝罪に追い込まれた。憲法違反の指摘が相次いでいるのに、こんな暴言が出てくること自体、1強体制のおごりである。

 民主主義が機能するように、憲法は立法、司法、行政の三権分立を取り入れ、中でも国会に優位性を与えている。安倍政権では行政の頂点に立つ官邸の権力が肥大化し、突出している。

 その最たるものが首相肝いりの安保政策の転換だ。第2次政権発足後、すぐに国家安全保障会議(NSC)の創設に着手し、特定秘密保護法を整備した。

 元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏は「NSCは戦争をするかしないかを決める『統帥機関』」とし、そのために秘密法が必要になったとみている。

 自衛隊の海外での武力行使に道を開く安保法制はこの延長線上にある。法案は自衛隊の海外派遣に関しては国会承認を必要としているものの、緊急時には事後承認もあり得るとした。

 政府、与党は国会の関与などをもって「歯止め」がかかっているとアピールしている。

 しかし、集団的自衛権を行使できる存立危機事態を政府が認定した理由や経緯などに関し、政府側は秘密法に基づき非公開になるものがあると国会で答弁した。是非の判断に必要な情報が国会や国民に提供されないことがある、と言ったのも同然である。

 元防衛官僚の柳沢協二氏は「日米の実務的な協議で平時から共同計画づくりをすると、事実上の対米公約になる。何かが起きれば米国の要請を断れない。国会承認が必要といっても、何の歯止めにもならない」と指摘する。

   <国会無力化の恐れ>

 かつての日本では軍部や政府に対する批判は許されず、国会も翼賛体制を担った。その末に悲惨な結果を招いた。

 異論を封じ、国会の無力化が進む今の政治状況に通じるものはないだろうか。秘密法と新たな安保法制がセットで機能するようになったとき、権力暴走の歯止め役として、国会に期待できるのだろうか。疑問は多い。

 国民の声を政治に反映させるのが国会議員の仕事である。なのに、それができていない。民主主義が崩れていく現状に、私たちは危機感を持たねばならない。政治を国民の手に取り戻すためには何をなすべきか。一人一人に重い問いが突き付けられている。


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HK & Les Saltimbanks "On l�・che rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ! (いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法(特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる)に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。)
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