昼は総がかり行動の事務局会議。大阪府の小中学校の児童生徒への万博招待事業について情報交換。市議会対策を中心に協議しました。
昨日、市長、教育長に提出した要望書。
大阪府の児童生徒への万博招待事業に関する要望書
日ごろの本市教育行政の推進にご尽力されておりますことに深く感謝申し上げます。
さて標記の件につき、現時点での慎重な対応を要望します。また下記の懸念が払拭できない場合、この事業に参加することのないよう要望するものです。
保護者が心配している点は以下の通りです。
1、3月28日、万博会場で地中から発生した可燃性のメタンガスによる大事故が発生しました。この場所は児童・生徒の昼食場所に想定されており、会場が有害物質の集積場であることから、メタンガスにとどまらない想定外の事故も心配されます。
また今回は事故報告が遅れ、現時点に至るも事故の全容は明らかにはされておらず、安全に対する意識の低さも大きな懸念材料です。
2、校外学習との位置づけですが、従来、校外学習は事前学習を前提としています。しかし今回の事業ではどこを見に行くのか、学校関係者が事前に知る状況にはありません。知りえたとしても直前になる可能性もあります。
そもそもパビリオン数は当初予定を大きく下回り、工事も大幅に遅延し、開催に間に合うのかと心配されています。パビリオンは参加国が自前で建てる「タイプA」、万博協会が建てた施設を引き渡す「タイプB」、建物の一部区画を貸す「タイプC」となっています。
ところがどこのパビリオンを見学するのか、選択の余地はなく「割り当てられたところで」というのでは、入場者を増やすための強制動員であり、あまりにも児童生徒を軽視していると言わざるをえません。校外学習の意義を万博協会そのものが認識していない中で万博に行く必要はどこにもありません。
3、会場までの公共交通は地下鉄中央線とJR線で最寄りの桜島駅と会場を結ぶシャトルバスしかありません。大阪メトロ中央線の混雑するホームでの乗り換えは満員の車内を考えれば、児童生徒全員の確認が難しく不測の事態も考えられます。教員には大きな負担となります。
またJR桜島からのシャトルバスも運転手が不足している中で輸送力は期待できません。
となれば各学校でバスを確保しなければなりませんが、バス、運転手の確保ができるのか、また交通費が保護者にとって従来よりも大きな負担となることが予想され、理解が得られるのかも不明です。
4、学校に集合して会場近くの駐車場に到着するまでにどれだけの時間がかかるのか、会場に向かうバス、タクシー、マイカーに加え、カジノ建設関係の工事車両などによる大渋滞は必至であり、帰路も同様です。バス内での時間が長ければトイレ休憩もとらなければなりません。無事到着しても、駐車場から会場入口まで1キロほどの距離もあり、低学年ほど時間がかかります。昼食時間もあり、見学できる時間をどれぐらい確保できるか疑問です。
5、万博会場内で飲み物の自販機はコインが使えないといわれており、暑い時期、水分確保も児童生徒に確保させなければなりません。
6、そもそも会場は建物を建てることを想定していないごみ集積地であり、軟弱地盤です。大きな地震が襲えばひとたまりもありません。避難が困難を極めることは必至ですが、その避難計画もできていません。渋滞が予想される中、事故があった時に救急車か迅速に駆けつけられるのかも大きな不安材料です。
以上のような懸念があることから、先日交野市は子どもたちを万博に行かせることはしないと明らかにしました。また大阪府や京都の教職員団体も不安と見直しを訴えています。
今後、この事業については中止を求める声が大きくなることは必至であり、賢明な判断を要望します。
地域宣伝活動 2024年1月1日~】()は2023年の実績です
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HK & Les Saltimbanks "On l�・che rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ! (いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法(特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる)に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。)
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