ほうほうのてい
とか言いますが、まさしくそんな感じで私たち夫婦は避難所に辿り着きました。
ここは普通ならばウチから車で5分かからないくらいの場所にあります。
老人福祉センター?とか言う施設で、まぁ、大きい公民館です。
2階建てで私たちが行った時には1階はもうほぼ満員でした。
2階にある和室も半分くらい埋まっていて、その一角で休ませてもらうことに。
まだそんなに寒くはなかったんですが、ひざ下を水につかりながら逃げたので着替えたものの、配っている毛布をもらいに受付へ。
受付の職員の人曰く“ゼロにするわけにいかないので毛布は渡せない”
そんな返答でした。
そっかー無いのかー。
ん?
“ゼロにするわけにいかない”
?
ってことは「在庫はある」ってことだよね?
ま、体力ありそうなオッサンなんで多少寒くてもガマンしろってことなんだろうと理解はしたんだけど、子連れかも知れないし、家族介護してるかもしれないし、、実際嫁も一緒に来ていたわけだから、見た目だけで判断せずに他に家族はいるか?とか何人で来ているのかとか、確認しなきゃですよね~。
受付には車いすで対応に当たってる職員の方もいたんですが、避難した人の中に自力で歩けない人がいたらしく、家族が空いている車イス借りに来たんだけど、あいにく貸出できる車イスが無かったようで、その職員さんが「私のこの車イス使ってください!」
いやいや、あんたどうすんねん!
みたいな場面もあり、現場は相当混乱していました。
10月12日 午後9時
少し寒くなってきたのでもしかしたら毛布もらえるかなと思って1階の受付に向かう。
階段をどんどん避難者が上がってくる。
結構避難して来るんだな~。
と思ったら避難所の1階が床上浸水していました。
バリアフリーで外との段差が無かったので、あっという間に床一面に泥水が押し寄せていました。
10月12日 午後10時
施設が停電になりました。
非常電源に切り替わったので暗くはなりませんでしたが、職員の方が各部屋周って数時間後には非常電源も落ちると思われるので荷物をまとめておいてくださいというアナウンスしていました。
10月12日 午後11時
下が気になったので覗いてみると、自動ドアの下から泥水が大量に流れ込んできていました。
よく見ると青いベンチの上に外側の水位が見えますね。
この時点で腰下くらいでしょうか。
よく見えませんが外の駐車場にある誰も乗っていない車のテールランプやヘッドライト、ハザードが点きまくってました。
10月13日 午前1時
スマホが充電できないので、極力使わないようにしていた為か情報は疎かったです。
充電できたとしてもガンガンネット調べる気力はありませんでしたが。
雨は12時ころにすっかりやんでいましたが、窓からのぞいた避難所の周りは薄明かりに照らされた水しか見えませんでした。
と、職員の方が回ってきて、自衛隊が迎えに来るのでこの避難所から全員退避するよう指示が出たそうです。
(あとから聞いたところ250名くらいいたとか)
結局自衛隊の大型車両は入ってこれず、この時間に全員避難はかえって危険という事なのか、移動したい人のみ小型車で移動という事になりました。
さほど大きくない2階フロアでしたので、あとから2階に避難してきた人は部屋に入りきれず廊下で寝ている人もいたので深夜の移動もやむを得なかったのかもしれません。
私は移動しませんでした。
隣りにいた老婦人が毛布を一枚分けてくれたのでそれにくるまっているうちにウトウト寝てしまう私でした。
つづく
とか言いますが、まさしくそんな感じで私たち夫婦は避難所に辿り着きました。
ここは普通ならばウチから車で5分かからないくらいの場所にあります。
老人福祉センター?とか言う施設で、まぁ、大きい公民館です。
2階建てで私たちが行った時には1階はもうほぼ満員でした。
2階にある和室も半分くらい埋まっていて、その一角で休ませてもらうことに。
まだそんなに寒くはなかったんですが、ひざ下を水につかりながら逃げたので着替えたものの、配っている毛布をもらいに受付へ。
受付の職員の人曰く“ゼロにするわけにいかないので毛布は渡せない”
そんな返答でした。
そっかー無いのかー。
ん?
“ゼロにするわけにいかない”
?
ってことは「在庫はある」ってことだよね?
ま、体力ありそうなオッサンなんで多少寒くてもガマンしろってことなんだろうと理解はしたんだけど、子連れかも知れないし、家族介護してるかもしれないし、、実際嫁も一緒に来ていたわけだから、見た目だけで判断せずに他に家族はいるか?とか何人で来ているのかとか、確認しなきゃですよね~。
受付には車いすで対応に当たってる職員の方もいたんですが、避難した人の中に自力で歩けない人がいたらしく、家族が空いている車イス借りに来たんだけど、あいにく貸出できる車イスが無かったようで、その職員さんが「私のこの車イス使ってください!」
いやいや、あんたどうすんねん!
みたいな場面もあり、現場は相当混乱していました。
10月12日 午後9時
少し寒くなってきたのでもしかしたら毛布もらえるかなと思って1階の受付に向かう。
階段をどんどん避難者が上がってくる。
結構避難して来るんだな~。
と思ったら避難所の1階が床上浸水していました。
バリアフリーで外との段差が無かったので、あっという間に床一面に泥水が押し寄せていました。
10月12日 午後10時
施設が停電になりました。
非常電源に切り替わったので暗くはなりませんでしたが、職員の方が各部屋周って数時間後には非常電源も落ちると思われるので荷物をまとめておいてくださいというアナウンスしていました。
10月12日 午後11時
下が気になったので覗いてみると、自動ドアの下から泥水が大量に流れ込んできていました。
よく見ると青いベンチの上に外側の水位が見えますね。
この時点で腰下くらいでしょうか。
よく見えませんが外の駐車場にある誰も乗っていない車のテールランプやヘッドライト、ハザードが点きまくってました。
10月13日 午前1時
スマホが充電できないので、極力使わないようにしていた為か情報は疎かったです。
充電できたとしてもガンガンネット調べる気力はありませんでしたが。
雨は12時ころにすっかりやんでいましたが、窓からのぞいた避難所の周りは薄明かりに照らされた水しか見えませんでした。
と、職員の方が回ってきて、自衛隊が迎えに来るのでこの避難所から全員退避するよう指示が出たそうです。
(あとから聞いたところ250名くらいいたとか)
結局自衛隊の大型車両は入ってこれず、この時間に全員避難はかえって危険という事なのか、移動したい人のみ小型車で移動という事になりました。
さほど大きくない2階フロアでしたので、あとから2階に避難してきた人は部屋に入りきれず廊下で寝ている人もいたので深夜の移動もやむを得なかったのかもしれません。
私は移動しませんでした。
隣りにいた老婦人が毛布を一枚分けてくれたのでそれにくるまっているうちにウトウト寝てしまう私でした。
つづく