銀座の洋協ホールで内外物故作家展が開催中(2月24日~27日)です。
日本洋画商協同組合の画廊から出品される、2~300点の近代絵画がズラリ。
それを入札制オークションで思わぬ値段で落札できることもあるので、ツウにはおなじみ。
なにしろ26回目ですしね。開札は27日の1時です。
今回は四半世紀を超えて気合を入れなおす意図もあるのか、作品も展示も力入ってます。
とくに、児島善三郎のアトリエを一部再現したこの一角に注目!
昨年新発見された長谷川利行の大作『水泳場』を中心に、見応え満点の作品揃い。
入札するしないに関わらず一見の価値ありです。ぜひ会場へ!
ちなみに会期に先立ち、23日に現代美術作家のO JUNさんの講演会があったのですが、
やはりこのコーナーには「画面にミッチリと漲る筆の力がスゴイ!!」と興奮気味でした。
そして、壁を埋め尽くす作品を前に「心地よいですねぇ」とスマイルしながら……
「作品には画家が世界を感じとった皮膚感覚と、
それを絵具で具現化しようと格闘した強烈なリアリティが宿っています。
それがガーンと、弾丸のように自分の心にめり込んで、気づけば消えない傷になっている。
近代美術の作品からも、いつの間にかそういう弾丸を、相当な数喰らっています。
それはもちろん、いろいろなかたちで作品に影響するわけです。
そうやって、創り手の中での美術史が紡がれていくような感じがします」
そんな制作者としての実感にあふれたお話しを。
日本では近代美術は近代美術、現代美術は現代美術、日本画は日本画、洋画は洋画、
なんでもジャンル分けされてそれぞれの間には深い溝ができてしまいがちですが、
ほんとうは豊かに繋がっているんだよなぁ、という思いを新たにした約一時間でした。
日本洋画商協同組合の画廊から出品される、2~300点の近代絵画がズラリ。
それを入札制オークションで思わぬ値段で落札できることもあるので、ツウにはおなじみ。
なにしろ26回目ですしね。開札は27日の1時です。
今回は四半世紀を超えて気合を入れなおす意図もあるのか、作品も展示も力入ってます。
とくに、児島善三郎のアトリエを一部再現したこの一角に注目!
昨年新発見された長谷川利行の大作『水泳場』を中心に、見応え満点の作品揃い。
入札するしないに関わらず一見の価値ありです。ぜひ会場へ!
ちなみに会期に先立ち、23日に現代美術作家のO JUNさんの講演会があったのですが、
やはりこのコーナーには「画面にミッチリと漲る筆の力がスゴイ!!」と興奮気味でした。
そして、壁を埋め尽くす作品を前に「心地よいですねぇ」とスマイルしながら……
「作品には画家が世界を感じとった皮膚感覚と、
それを絵具で具現化しようと格闘した強烈なリアリティが宿っています。
それがガーンと、弾丸のように自分の心にめり込んで、気づけば消えない傷になっている。
近代美術の作品からも、いつの間にかそういう弾丸を、相当な数喰らっています。
それはもちろん、いろいろなかたちで作品に影響するわけです。
そうやって、創り手の中での美術史が紡がれていくような感じがします」
そんな制作者としての実感にあふれたお話しを。
日本では近代美術は近代美術、現代美術は現代美術、日本画は日本画、洋画は洋画、
なんでもジャンル分けされてそれぞれの間には深い溝ができてしまいがちですが、
ほんとうは豊かに繋がっているんだよなぁ、という思いを新たにした約一時間でした。