月刊美術7月号が発売されました。
巻頭特集は「上村淳之「花鳥画」のこころ――鳥に想いを、余白に世界を」。
伝統の画題「花鳥」を通じて、日本の絵画世界を追究し続けてきた画家・上村淳之さんの回顧展「上村淳之展─作家の眼」に合わせて、人気連載「本江邦夫の『今日はホンネで』」を超拡大して特集しています。
イッセー尾形の名画百面相は、だれもが知ってる竹久夢二の美人画の代表作「黒船屋」。
アトリエビューは、動物と街が一体になった不思議な世界を展開する人気洋画家の金丸悠児さん。絵の世界から飛び出したような立体も好評。その制作現場に迫ります。
誌上ショッピングコーナーは2本立て。
「古玩魅了~中国アンティーク2」は前回同様、中国出身の画家・写真家の王さんが故郷・北京で集めたアンティークを紹介する第2弾。逸品・珍品を是非ご覧ください。アートショップでは本に載っていない詳しい写真も見られます。
「不滅の洋画家」には6月号巻頭特集で紹介した洋画家たちの渾身の作品を集めました。こちらもお楽しみください。
「第12回 伝統からの創造──21世紀展 全落札結果」は、日本画・洋画・工芸の代表的な作家の実勢価格を表す市場のバロメーター。月刊美術では計129作家の落札価格を掲載しています。