ギコバンスタッフブログ

伊藤工設計スタッフのブログ、日々の様子やプライベートもお届け

国見の家、近GG向け見学会

2022-03-09 16:45:37 | 見学会
国見の家で行われる週末の完成見学会の前に、8日㈫16時~近GG仲間向けに完成見学会兼研修会を開催しました。
みなさん忙しい中、時間をつくって集まっていただきました。



近GGとは地域型住宅グリーン化事業で「近くの木と職人でつくる家づくりグループ」を組んでいる工務店仲間の総称です。
エアコンは最後の最後に付くということで、寒々しい見学となりました。

シンプルなんだけど伊藤工設計らしさが出ている、と言っていただけました。

今回も施主様の「こうしたい!」ご要望に精一杯応えたつもりの家です。

最先端を行く機器や今時の便利品をたくさん採用しています。
(言い方が古臭いですね)
設計担当した若いカナちゃんでさえ、初めて目にするものがたくさんあったそう。

こちらの施主様だけではなく、最近は家づくりに関してとても勉強熱心で情報量をとても持っていらっしゃる方が増えています。

男性はユーチューブで勉強しているようです。
女性はインスタ等で情報収集をしているみたいです。

私くらいのおばさんにはもはや付いていけない…と心くじけそうです(笑)。

でも私に言えるのは伊藤工設計で大事にしているのは全体のバランスです!と。

空間の広がり、動線、収納力、窓から見えるもの、適度な自然素材、
断熱と気密、高耐久、費用対効果
外観デザインと内観デザイン
予算
家への愛着が沸く家づくり、近くの木と職人でつくる

だから施主様も伊藤工設計を選んでいただいたのだと思います。たぶん。



カナちゃんから設計目線で解説を織り交ぜてご案内しました。
今後に役立ててほしいと願います。



そして利府町の現場は今週から2棟同時着工しました。
4月中旬には建て方や大工工事で仲間のみなさんに協力いただけることになっています。

7月上旬には感謝祭(ブルーベリー狩り)でも大々的にお世話になります。

以上、伊藤美和子レポートでした。


3月12日㈯13日㈰、国見の家完成見学会のお知らせはこちらから

近くの木と職人でつくる家づくりグループHPはこちらから

国見の家、完成見学会を行います

2022-03-05 08:51:31 | 見学会
国見の家、完成見学会は1週間後、
12日㈯・13日㈰、完全予約制です。

予約が結構入っておりまして、現在空いているのは12日㈯の午前中10時~と11時~です。

土日の都合が付かない方もいらっしゃると思います。
だいだい工事は終わっておりまして、整地等の外構工事を残すのみの状態です。

希望日時のご相談いただければできるだけ調整してご案内させていただきます。

完成見学会終了13日㈰の夕方にはお引渡しになっておりますので、
見学いただけるチャンスは残り1週間です。






見学会当日はソファとダイニングテーブルも設置します(いつもの如くモデルハウスから運び入れます)。
そうすると家具を置いた時のスケール感が実感できるかと思います。
建て主様も仮置きの家具のサイズを確認してから新しい家具を購入なさるようです。




パソコン操作もできるカウンターデスクが何かと便利そうですね。
ダイニングテーブルに向かう時とクルッと反転してデスクに向かう時と。


キッチン収納が充実しています。冷蔵庫は奥に隠れます。
玄関から続く前室にはパントリーと呼ぶには余るほど収納力のあるスペースがあります。


ランドリールームは共働き世帯の憧れ、何とも清々しい!


2階吹き抜けに面したホール、洗面台もあります。

このように見どころが満載なのですが、まだ紹介しきれないポイントを見れるのはご来場の方のみでございます。
本当にいい家です!

「国見の家完成見学会」のご予約はこちらからどうぞ

国見の家 完成見学会のお知らせ 2022_02_20ブログはこちらからどうぞ








長期優良住宅 見直しの年

2022-03-02 10:07:24 | 荒川香奈ブログ
2009年から始まった「長期優良住宅」は今では住宅を購入する際に一度は耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

弊社では10年ほど前から長期優良住宅の認定を取って以来、数えてみると36件の長期優良住宅の認定をとりました。



その名の通り「いいものを作って、きちんと手入れをして長く大切に使う」という目的のために基準が設けられていて、
それを保つための最低30年の維持保全計画も必要になってきます。

認定をとる手間がかかる一方で、固定資産税の減額や補助金を受けることができたりと金銭的なところでもメリットのある制度です。

長期優良住宅が始まってから10年がたち、基準の見直しが進められていましたが、それがいよいよ今年から法改正というかたちになりました。

リフォームや既存住宅での認定が取りやすくなったりと、使いやすくなったところもあれば厳しくなったところもあります。

それは長期優良住宅に「できない地域」が設けられたことです。

基準に「自然災害による被害の発生防止」が追加され、災害の危険性が特に高い区域は原則認定を行わないこととなります。

長期優良住宅の認定を行う管轄によってその取り決めは異なるようですが

宮城県内ではこのような取り決めとなったようです。(2022年2月時点)

仙台市、県の管轄する市町村
(石巻市、塩竃市、大崎市は除く)

【区域の種類】
(1) 地すべり防止区域
(2) 急傾斜地崩壊危険区域
(3) 土砂災害特別警戒区域
(4) 災害危険区域

宮城県「長期優良住宅の普及の促進に関する法律等の改正について(令和4年2月20日施行)」
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/juutaku/tyoukiyuuryou_houkaisei_r4.html


山を背負っているような場所だったり、高台の端のような場所はいま家が建っているとしても指定されている可能性の高い場所なので、注意をする必要があります。

昨年6月の熱海での大規模な土石流災害の発生で、土砂災害への関心が高まったことが今回の改正の背景にあるとみられます。

希望している地域が決まっている場合には、県や市町村が作成しているハザードマップを確認をしておくことをおすすめします。

ハザードマップポータルサイト
~身のまわりの災害リスクを調べる~