第6話の『水底の燕』はとても「夏目友人帳」らしい、きれいで切ない、心温まるお話です。
アニメでも、妖(あやかし)と人のきずなを結び合わせようと心を尽くし、奮闘する夏目達のお話がとても美しい映像で描かれていました。
ところで、驚いたのは…
名前を返し終えた後の友人帳のページは白紙になるのですが…
何と、丸めてほっぽってありました!
紙には何の価値もなかったとは。
ただの可燃ゴミになってしまうのですね~
次回第7話は、とっても愛らしい子狐ちゃんのお話『子狐のぼうし』です。
*画像はミツキです。
*2008-8-15追記*
原作とアニメを比較するのは避けようと思っているのですが、今回はどうしても気になったので…
原作未読の方は、ネタばれ注意!(反転してあります)
ラスト、燕と谷尾崎さんの写真を見る夏目。
燕の穏やかな微笑みに思わず夏目は涙を流します。
この時のセリフが原作よりもいくらか削られています。
そうだね。
僕も 人が 好きだよ。
優しいのも温かいのも
人も 獣も
もののけも皆、
惹かれ合う何かを求めて懸命に生きる心が好きだよ。
太字の部分が原作には書かれているのに、アニメでは削られた部分です。
生けるものすべてを愛しく思う夏目の心情を表現したセリフですので、ちょっぴり残念でした。