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碁打ちというのも因果な商売ではあります。
わずか数グラムの石にすべてを賭けて戦うんだから。
これも平和であればこその生き方と言えよう。
実に明治維新になって徳川幕府からの庇護を失った棋士たちは
武士たちよりも悲惨であったろうし
太平洋戦争中、或いは戦後の棋士たちも生活に汲々としていたはず。
日本は68年間も平和が続いている。
世界を見渡せば70年にも亘って国民が武器を取らずに済んだ国など
皆無に近いだろう。
なんだかんだといっても日本は今の所良い国であると言える。
本因坊タイトルの争奪戦を見ているとそんな気がしてきます。
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今回は宮城県の白石市というところにある能舞台を戦いの場に設定。
驚いたことに対局者は和服と白足袋を義務付けられて
なんだか異様に堅苦しいのである。
能舞台なので水やお茶をこぼしちゃいけないとか
壁に直接手を触れてはいけないとか・・・
色々と制約をつけているらしい。
オイラ、そういう枝葉末節な細工を囲碁の世界に持ち込まないで!
と言いたい。
何ゆえに能舞台などを言うところへ棋士を引っ張り出して
戦わせるのか?
囲碁なんて脳みその格闘技なのに。
ヨクヨク対局の実態を見れば・・・・
右側の井山本因坊は喉が渇いたか?
ペットボトルからがぶりと清涼飲料水を飲んでいたな。
羽織の背中は座椅子にひっかかったままだし!
羽織袴を無理やり強制することなんかやめてもらいたい。
いかにも場違いではないか?!
しかも立会人やら記録係は背広を着てるのもフザけている。
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普段どおりのラフなスタイルで脳みそが100%働く環境で
戦わせてやりたいと思うのは
オイラだけんなだろうか?
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