2月に母が旅立ちました。
生前、母から言われていました。
危篤の知らせがいったら
急いで来てよ
会えるものなら、最後にもう一回会いたいから・・
死んだと知らせがいったら
急いで来なくてもいいからね
と
危篤の知らせが来て急いでいったけど
間に合いませんでした。
病院のベッドに横たわる
母の体をさすりながら
お母さん、よく頑張ったね
遅れてごめんね・・・
急いできたけど、間に合わなくてごめんね・・・
お母さん、今までありがとう
と
声に出して話しかけると
まだ温かい母の両瞼から
一粒ずつ涙がこぼれました。
その涙を見たとたん
幼いころからの母に対する
辛い思いが全部消えました。
お母さん、約束守れなくてごめんね。
お母さん、今までありがとう。
母を失った喪失感はしばらく続くと思いますが
母との良い思い出だけを大事にしていきたいと思います。