健康の為、○○パークまでウォーキングしています。
私の足で片道20分くらい
9月とは言え最高気温は32度から33度。
勢いよく落ちる3か所の滝の所では子供たちが歓声を上げながら
水遊びしています。
滝の裏側はマイナスイオンがいっぱいと思って
いつもここを通ってフラミンゴの所へ行きます。
自然繁殖でヒナも順調に育っていて嬉しいです。
まだヒナは淡いグレー一色です。
孔雀のオスも今日は綺麗に羽根を広げてくれています。
ワンダホー!!
でも、ここの孔雀の奥様は卵を産んでも暖めないで産みっぱなし。
何日かすると撤収されています。
過去記事にも書きましたが
この広い池の亀たちに餌をあげるのも楽しみです。
池の縁に立つと鯉たちがあっという間に集まってきます。
『亀さん来て!来て!』と呼びかけると亀も来ます。
呼びかけないと亀は来ません。
たくさん来てくれる亀たちの中に
ヨロヨロと弱弱しく来てくれるクサガメが1匹います。
鯉たちがザブンザブンと立たせる波に押し戻されそうになりながらも
他の亀たちとは違うほうからヨロリ、ヨロリと来てくれます。
この亀を見ていると
昔、難病を患いながら仕事も他のことも
死に物狂いでやっていた自分とオーバーラップしてしまって
『ヨロヨロちゃん頑張って!』と心から応援したくなってしまいます。
この日は子供たちもいっぱい来ていて
『ヨロヨロちゃ~ん!』と呼びかける私と一緒に
思い思いに
『ヨロヨロ~!』
『ヨロヨロガメー!』
『ヨロヨロちゃ~ん!』と呼びかけてくれ
餌をやりたいと言うので
小枝の先に一口で食べれるように小さくちぎった餌を付けてあげると
子どもたちは大喜びで餌をあげていました。
ヨロヨロちゃんは餌に食いつく力が弱いので
一旦、餌をくわえても半分以上は鯉に奪い取られます。
上手く餌をあげられない子供が何度も挑戦して
ヨロヨロちゃんがやっと食べれそうになった時
横からサッと元気な亀が飛び出して来て
大きな手で力強くヨロヨロちゃんを突き飛ばして
餌を横取りしました。
突き飛ばされたヨロヨロちゃんは静かに沈んでいきました。
子どもたちは騒然となって
大きな声でヨロヨロを呼びながら
みんな必死でヨロヨロを探していました。
しばらくすると
突き飛ばされた場所から少し離れたところに
ヨロヨロが浮かんできました。
一番先に見つけた男の子が叫びました。
『おったぁー!!!』
その声に
一斉に子供たちが声を合わせたように
男の子も女の子も
『ヨロヨロ~!』
『ヨロヨロ~!』
と大きな声で叫びました。
ヨロヨロちゃんはビックリして水の中で一瞬直立しましたが
ゆっくりとこちらに向かってきます。
一人の女の子が
『ヨロヨロに一回も餌をあげてない子は手をあげて。』と言い
素直に手をあげた子たちを前に並ばせて
『私もあげてないから最後に並ぶから、1回でも餌をやった子たちは私の後に並んで!』
『みんな!順番を守ってよ!』と言うと
みんなその女の子に従って、素直に順番通りに待ってくれて
私は次々餌を付けてあげました。
ヨロヨロちゃんに餌をあげると
男の子も女の子も満足そうな笑顔で
『ありがとう。』と言って
ママさんやパパさんに連れられて帰って行きました。
最後に、凄いリーダーシップを発揮した女の子が
『おばちゃんありがとう!』とお母さんと一緒に帰って行きました。
皆が帰って
ヨロヨロちゃんも帰ったかな?
と池を覗くと
コンクリートの縁に片手を突いたヨロヨロちゃんがいました。
まさか?待っててくれた?そんな訳ない?
でもちょっと嬉しかった!
ヨロヨロちゃんに
『今日はありがとう、じゃあまたね。』
というとヨロヨロちゃんはゆっくり帰って行きました。
今日もご訪問ありがとうございました。