過去VTRを見る限りでは決着の形が色々ある。
逃げ切り有り、好位有り、後方一気有り。
フォームを見てもやや広く走れるタイプが多い事は多いが、
振り出すピッチで効率的なタイプも台頭している。
これだけ様々なパターンがある要因としては、
1.馬場がフレキシブルである
2.ペースにかなり左右される
という2つの要因があると思われる。
馬場は、ここ3年、絶好状態で行われている。去年は7連続開催の最終週にも関わらず、
むしろ芝が盛り返して生え揃ってきた印象のある馬場であった。対して、それ以上前の
レースはやはり馬場管理が未熟であったせいもあってか、荒れ馬場の状態で掻き込む走りも
OKな持続力勝負になっていた。
2つめの要因のペース。2年前のノーリーズンの激走の要因はやはり超Hペースにあった。
広く走れるこの馬の持ち味は持続の馬場で生きる。芝が生え揃っている状況でも、
ペースによって持続力馬場へのシフトが
行われるということだ。
去年は馬場絶好でテン5F61.7秒のスロー。加速力勝負でものを
言ったのがネオユニヴァースの完成度だったということ。
さて、今年だが、馬場は前半開催が徹底的に持続型だったのに対し、
芝がぐんぐん育成した影響もあり、ここ2週は開幕週に近いイメージ。
より効率性が求められるという馬場設定。
そしてペース。コスモバルクが2,3番手だが問題はその前。マクロスが
どれくらい引き離す流れになるのか、ボーラーが譲らないのか。Hペース
も充分考えられる。
以上2点から、フォーカスすべきベクトルはすごく微妙だが、やはりある程度
の広さがある走りをもっていないと厳しい、そしてそれ以降の味付けはペース
馬場次第と見る。ある程度柔軟性がある予想が求められる。
ただ◎は不動。コスモバルク。走りはある程度広い。百日草特別では残り100
mの5速のギアをまざまざと見せ付けられ、ラジオたんぱ杯では超スローでも
ギアでキレ負けしないことを証明した。完全に完成されたフォーム、そして
地方馬ということでダダ被りしない人気。嫌う理由は皆無だ。いや、ほぼ確勝と
言って問題ない。
相手探しは超難航した。なにせパターンがいくつも考えられるから。そこで配当的
妙味にフォーカスして、○メイショウボーラー。ここまでオール連対の割に評価が
低い。最後差されることでどうしても距離に融通がないようにとられるが、誤った
イメージ先行と見る。ここはかなりのねらい目。
あとはブラック。正直に言えばトップスピードは確実に最上位だろう。しかし、4
コーナーの立ち回りにどうしても難があり、前走のような徹底持続馬場という恩恵を
受けられない今回、さらに毎年4コーナーでごちゃつき人気馬が沈むというのが定番化
している皐月賞だけに、全幅の信頼は置きづらい。
唯一単に突き抜ける可能性があると思うのはコスモ。もちろん、スローで絶好馬場の
恩恵を最大限に生かすことが条件だが、タイプとしてはネオユニヴァースの走りにかなり
類似していると思う。内から出し抜けというシーンは想定してもよいだろう。
あとは堅実に残せるマイネルマクロス、持続勝負ならなんとかなるハーツクライと
硬い馬場を完全に活かせばマイネルデュプレか。持続という字面だけならなんとか
アポインテッドも一翼は担えるかもしれない。
◎18.コスモバルク
○ 8.メイショウボーラー
▲ 7.ブラックタイド
△ 3.コスモサンビーム
1.マイネルマクロス
10.アポインテッドデイ
16.ハーツクライ
注15.マイネルデュプレ
逃げ切り有り、好位有り、後方一気有り。
フォームを見てもやや広く走れるタイプが多い事は多いが、
振り出すピッチで効率的なタイプも台頭している。
これだけ様々なパターンがある要因としては、
1.馬場がフレキシブルである
2.ペースにかなり左右される
という2つの要因があると思われる。
馬場は、ここ3年、絶好状態で行われている。去年は7連続開催の最終週にも関わらず、
むしろ芝が盛り返して生え揃ってきた印象のある馬場であった。対して、それ以上前の
レースはやはり馬場管理が未熟であったせいもあってか、荒れ馬場の状態で掻き込む走りも
OKな持続力勝負になっていた。
2つめの要因のペース。2年前のノーリーズンの激走の要因はやはり超Hペースにあった。
広く走れるこの馬の持ち味は持続の馬場で生きる。芝が生え揃っている状況でも、
ペースによって持続力馬場へのシフトが
行われるということだ。
去年は馬場絶好でテン5F61.7秒のスロー。加速力勝負でものを
言ったのがネオユニヴァースの完成度だったということ。
さて、今年だが、馬場は前半開催が徹底的に持続型だったのに対し、
芝がぐんぐん育成した影響もあり、ここ2週は開幕週に近いイメージ。
より効率性が求められるという馬場設定。
そしてペース。コスモバルクが2,3番手だが問題はその前。マクロスが
どれくらい引き離す流れになるのか、ボーラーが譲らないのか。Hペース
も充分考えられる。
以上2点から、フォーカスすべきベクトルはすごく微妙だが、やはりある程度
の広さがある走りをもっていないと厳しい、そしてそれ以降の味付けはペース
馬場次第と見る。ある程度柔軟性がある予想が求められる。
ただ◎は不動。コスモバルク。走りはある程度広い。百日草特別では残り100
mの5速のギアをまざまざと見せ付けられ、ラジオたんぱ杯では超スローでも
ギアでキレ負けしないことを証明した。完全に完成されたフォーム、そして
地方馬ということでダダ被りしない人気。嫌う理由は皆無だ。いや、ほぼ確勝と
言って問題ない。
相手探しは超難航した。なにせパターンがいくつも考えられるから。そこで配当的
妙味にフォーカスして、○メイショウボーラー。ここまでオール連対の割に評価が
低い。最後差されることでどうしても距離に融通がないようにとられるが、誤った
イメージ先行と見る。ここはかなりのねらい目。
あとはブラック。正直に言えばトップスピードは確実に最上位だろう。しかし、4
コーナーの立ち回りにどうしても難があり、前走のような徹底持続馬場という恩恵を
受けられない今回、さらに毎年4コーナーでごちゃつき人気馬が沈むというのが定番化
している皐月賞だけに、全幅の信頼は置きづらい。
唯一単に突き抜ける可能性があると思うのはコスモ。もちろん、スローで絶好馬場の
恩恵を最大限に生かすことが条件だが、タイプとしてはネオユニヴァースの走りにかなり
類似していると思う。内から出し抜けというシーンは想定してもよいだろう。
あとは堅実に残せるマイネルマクロス、持続勝負ならなんとかなるハーツクライと
硬い馬場を完全に活かせばマイネルデュプレか。持続という字面だけならなんとか
アポインテッドも一翼は担えるかもしれない。
◎18.コスモバルク
○ 8.メイショウボーラー
▲ 7.ブラックタイド
△ 3.コスモサンビーム
1.マイネルマクロス
10.アポインテッドデイ
16.ハーツクライ
注15.マイネルデュプレ