1週間かけて散々さぐってきた皐月賞だったんで、さっさと回顧しときます。かなり長文&「反省」ばかりなので、あまり楽しくないエントリであることは先に断っておきます。
1着:・17ヴィクトリー
2着:・9サンツェッペリン
3着:・1フサイチホウオー
4着:▲15アドマイヤオーラ
5着:△10メイショウレガーロ
6着:○2ローレルゲレイロ
7着:△12アサクサキングス
9着:◎18ココナッツパンチ
11着:△8ナムラマース
結果としては惨敗もいい所。
レース展開としては、1コーナーまででハナに行った9サンツェッペリンを17ヴィクトリーが抑えきれずに交わしていき、2頭である程度離した逃げの形。対して人気の1フサイチホウオー、15アドマイヤオーラは後方に下げた位置。18ココナッツパンチは中団外の構え。2ローレルゲレイロも内目の中団。
1000m通過59.4秒でやや速めに見えたが、実は4~6Fがいずれも12.3秒のLAPと知らない間に前2頭がアドバンテージを取れている競馬となった。そのまま3~4コーナーでもリードを保ったままの状態。フサイチホウオーは4角ごちゃつきながらも外に出す。ローレル、ココナッツなども追い出しに入る形。
直線、前の馬は途中から楽できた分のアドバンテージで3番手以下を寄せ付けず、2頭のマッチレースの様相に。最後の最後で豪脚を見せつけた1フサイチホウオー、そして15アドマイヤオーラ。しかし前に届かないままゴール。叩きあいは17ヴィクトリーが制するという結果。
で、まず1着の17ヴィクトリー。単純に前走の馬見が間違ってたとしか言いようがない。1ヶ月で成長しているとも思えたが、肉付きはしっかりしており、少し背中は緩い所があったにせよ、スケール感は感じた。前走はこの馬を基準として超える馬がいないことを確認したまでは良かったが、結局そのことでこの馬自身を他と比べることを半ば放棄してしまったという部分がある。どうせ若葉だから、という点で。非常に反省。
ただ、9サンツェッペリンは、まず馬見ではなんともできない領域。正直馬っぷりは大したことがない。前予想の段階で、それほど吟味しておらず、ホープフルSの内容から流れ込み競馬で脚は長く使えるというアドバンテージを確認したまでだった。結果的に隊列的に有利になり、アドバンテージを生かすことができてしまった。こういう競馬になることを予測する想像力が欠如していたと思う。
1フサイチホウオーはある意味思ったとおりの競馬。「弱い」と定義付けたのはやっぱり誤りであったのかもしれない。ただパドックで見ても、スケールは感じるもののやはり全体的なブレ感、関節の甘さは感じてしまったので、ダービーはアドバンテージがあるにせよ、どうしてももう1枚の成長が欲しい。まだ完璧に仕上がったわけではないと思うので、ダービーで万全を感じられるなら信用できると思う。
15アドマイヤオーラ。正直デキがもうひとつに見えた。張り感が足らず、弥生賞から平行線としか感じられなかったから。まあ競馬的にはあの展開から良く走っている方だとは思うが、ダービーで再評価というのはいささか難しいと思う。
さて、以下は印上位馬の反省。
18ココナッツパンチ、2ローレルゲレイロともにパドックでまだもうひとつなのか?と感じてる所があった。2ローレルゲレイロはしっかり感はあっても肉付きは期待したほどでもなく、単純比較で前の1フサイチホウオーよりは見劣る。18ココナッツパンチにしても馬っぷりは見劣りしなかったものの少しブレ感があった。対して8ナムラマースはかなりデキが良く見え評価を上げた。また12アサクサキングスはそれなりにスケール感を感じたのでこれも評価を上げた。
しかし、レースではローレルは最後良く伸びてくれたものの、他も含めて全く前に届かず・・・。
結局馬券的には◎○▲と8、12の5頭ボックスとしたのだが、今になって思うのは、その馬っぷりの良さ、デキの上げ下げよりも、結局的に展開的アドバンテージという所でレースが決まってしまった。半笑いさんのように、ラップを洗うことでこれを◎○で的中している人もいるように、結局前々、という(もちろんそんな単純なものじゃないのかもしれないけど)極端な決まり方をしたわけだ。自分でゲットできた97年のサニーブライアンのときと良く似ている。
事前予想の時点で、格馬のアドバンテージが極端に生きればどうなるか、「消していくのではなく拾っていく方向」と考えたところまではよかったが、最終的にはモノとデキの上げ下げだけに終始してしまった・・・。
あー難しかった、で済ますのは簡単だけど、この1週間考えに考えてこういう結果となったことを真摯に受け止めたい。反省しきり。
1着:・17ヴィクトリー
2着:・9サンツェッペリン
3着:・1フサイチホウオー
4着:▲15アドマイヤオーラ
5着:△10メイショウレガーロ
6着:○2ローレルゲレイロ
7着:△12アサクサキングス
9着:◎18ココナッツパンチ
11着:△8ナムラマース
結果としては惨敗もいい所。
レース展開としては、1コーナーまででハナに行った9サンツェッペリンを17ヴィクトリーが抑えきれずに交わしていき、2頭である程度離した逃げの形。対して人気の1フサイチホウオー、15アドマイヤオーラは後方に下げた位置。18ココナッツパンチは中団外の構え。2ローレルゲレイロも内目の中団。
1000m通過59.4秒でやや速めに見えたが、実は4~6Fがいずれも12.3秒のLAPと知らない間に前2頭がアドバンテージを取れている競馬となった。そのまま3~4コーナーでもリードを保ったままの状態。フサイチホウオーは4角ごちゃつきながらも外に出す。ローレル、ココナッツなども追い出しに入る形。
直線、前の馬は途中から楽できた分のアドバンテージで3番手以下を寄せ付けず、2頭のマッチレースの様相に。最後の最後で豪脚を見せつけた1フサイチホウオー、そして15アドマイヤオーラ。しかし前に届かないままゴール。叩きあいは17ヴィクトリーが制するという結果。
で、まず1着の17ヴィクトリー。単純に前走の馬見が間違ってたとしか言いようがない。1ヶ月で成長しているとも思えたが、肉付きはしっかりしており、少し背中は緩い所があったにせよ、スケール感は感じた。前走はこの馬を基準として超える馬がいないことを確認したまでは良かったが、結局そのことでこの馬自身を他と比べることを半ば放棄してしまったという部分がある。どうせ若葉だから、という点で。非常に反省。
ただ、9サンツェッペリンは、まず馬見ではなんともできない領域。正直馬っぷりは大したことがない。前予想の段階で、それほど吟味しておらず、ホープフルSの内容から流れ込み競馬で脚は長く使えるというアドバンテージを確認したまでだった。結果的に隊列的に有利になり、アドバンテージを生かすことができてしまった。こういう競馬になることを予測する想像力が欠如していたと思う。
1フサイチホウオーはある意味思ったとおりの競馬。「弱い」と定義付けたのはやっぱり誤りであったのかもしれない。ただパドックで見ても、スケールは感じるもののやはり全体的なブレ感、関節の甘さは感じてしまったので、ダービーはアドバンテージがあるにせよ、どうしてももう1枚の成長が欲しい。まだ完璧に仕上がったわけではないと思うので、ダービーで万全を感じられるなら信用できると思う。
15アドマイヤオーラ。正直デキがもうひとつに見えた。張り感が足らず、弥生賞から平行線としか感じられなかったから。まあ競馬的にはあの展開から良く走っている方だとは思うが、ダービーで再評価というのはいささか難しいと思う。
さて、以下は印上位馬の反省。
18ココナッツパンチ、2ローレルゲレイロともにパドックでまだもうひとつなのか?と感じてる所があった。2ローレルゲレイロはしっかり感はあっても肉付きは期待したほどでもなく、単純比較で前の1フサイチホウオーよりは見劣る。18ココナッツパンチにしても馬っぷりは見劣りしなかったものの少しブレ感があった。対して8ナムラマースはかなりデキが良く見え評価を上げた。また12アサクサキングスはそれなりにスケール感を感じたのでこれも評価を上げた。
しかし、レースではローレルは最後良く伸びてくれたものの、他も含めて全く前に届かず・・・。
結局馬券的には◎○▲と8、12の5頭ボックスとしたのだが、今になって思うのは、その馬っぷりの良さ、デキの上げ下げよりも、結局的に展開的アドバンテージという所でレースが決まってしまった。半笑いさんのように、ラップを洗うことでこれを◎○で的中している人もいるように、結局前々、という(もちろんそんな単純なものじゃないのかもしれないけど)極端な決まり方をしたわけだ。自分でゲットできた97年のサニーブライアンのときと良く似ている。
事前予想の時点で、格馬のアドバンテージが極端に生きればどうなるか、「消していくのではなく拾っていく方向」と考えたところまではよかったが、最終的にはモノとデキの上げ下げだけに終始してしまった・・・。
あー難しかった、で済ますのは簡単だけど、この1週間考えに考えてこういう結果となったことを真摯に受け止めたい。反省しきり。