ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

2021トニー賞

2021-09-28 | 舞台

18ヶ月ぶりに、
NYブロードウェイでも、
LONDONウエストエンドでも、
やっと舞台が始まります。
そのことを祝ってのトニー賞でした。

会場は20年前にブロードウェイで「CATS」を見たときの劇場でした。
それがとても懐かしかった。
(よく言うよ、ほとんど寝てたのに、と言われそうだけど。笑)
そんなに大きな劇場ではないのですが、
客席はびっしり埋まっていました。
みんなマスクしているので誰だかわかりません。
でも私は見つけました。
愛しきロキこと、トム・ヒドルドセンを!
演劇部門の主演男優賞にノミネートされていたのですね。
今回は惜しくも受賞を逃しましたが。


それにもう1人。
18ヶ月の間に亡くなった演劇人の追悼シーンの冒頭、
1人のダンサーが踊ります。
ライブで見ていた私が思ったのは、

「まあ。ステキなダンサー。
これならロビーに踊らせたかった、
ロビーにぴったりの振り付けだし・・・・
ていうか、ロビー?」



顔がよく見えなかったので確信できなかったのですが、
やっぱりそうでした!


なんだかね、
もうNYはいいや、歳だし、コロナだし、
なんて思っていたけど、
もしも、ロビーが舞台に立つ日が来たら、
あ〜その舞台を見てみたいな〜という気持ちが湧いてきて、
生きていく目標をもらったような気がします。

ありがとう、ロビー。


DANCE三昧で幸せな夜だった

2021-08-30 | 舞台

昨夜、TVで「This is it」を放送していて、懐かしかった。
MJ好きな姉には怒られそうだが、
そういえばロードショー当時、
バックダンサーたちが素晴らしすぎて
(リハーサルだったのがよかったのだと思う)
彼ら見たさに数回映画館に足を運んだ。

ロビーこれは無理かな?
ダンスを見てて思い出すのはまずはこの人。

え?僕のこと?

そうですよお(笑)


2020年3月『CATS」ロードショーが終わって
(ギリギリ間に合って劇場で観れて本当に幸せだった!)
コロナが本格的に始まった。
ああ、懐かしい、ねこの世界のヒエラルキー。

もちろん『CATS』BRも見ました。
スキンブルシャンクス2回とか(笑)

その後、「fosse」が見たくなって、

夜中だというのに、思わず立ち上がって、
体を<くの字>にしてしまいましたね(笑)

お姉ちゃん、ブロードウェイで観たね!
興奮の幸福の夜だったね!

ああ、「屋根の上のヴァイオリン弾き」のbottle danceも見たくなってきたじゃないか。



そしてやっぱりこれ。これだよね?



スピルバーグのWEST SIDE STORY
みんなで観れますように!!!!

大画面で観たい!



イン・ザ・ハイツ(in the heights)映画

2021-08-02 | 舞台

朝一番8時55分からの回を娘と観てきました。
やったあ!久しぶりの大画面!
大きめシアターに観客たった4人でした。


2008年にブロードウェイで初演されたミュージカルの映画化。(↑は舞台の写真)


かろうじてコロナ前2019年に撮影された今作は、
昨年ロードショーされる予定だったが、
上映は1年後となりました。
映画化が決まった時から楽しみにしていたのでやっと観れた。
日本でも上映してくれてありがとう!です。
スピルバーグの「ウエストサイドストーリー」も、今年暮れに観ることができるでしょうか?
楽しみです!

さて、「イン・ザ・ハイツ」
マンハッタンの上のほうにあるワシントンハイツに暮らす、
ドミニカ共和国からの移民の若者たちの物語。
(移民してきたのは親の世代)
才能あふれるリン=マニュエル・ミランダのラップの名曲の数々。
ラテン系の濃いダンス。
ミュージカル好きにはたまりません。


実は2010年に来日公演した舞台を娘と観ました。
夏の暑い日で、舞台も夏の暑い日を描いているので、
hot!hot!とほんとに暑くて妙に舞台と一体化したのをよく覚えてます(笑)

名作ミュージカルを映画化するって難しいですよね。
私と娘には感謝の言葉しか思いつかない(大、大、大好き!)
トム・フーパーの「キャッツ」だって
なんであんなにボロクソに言われたのか分かりません。
そんな私がいうのもなんですが、この映画化は大成功だと思います。
作者のリン=マニュエルが関わったのも良かったのでしょう。
ダンスのシーンを大きく変更したり、
大胆に映画的要素を入れたのが良かったのだと思います。
だって、舞台では街角で踊ってたのが(それがさりげなくてすごく素敵だったけど)
こんなことになってました(笑)


それと、「RENT」のオリジナルキャストのミミ(ダフネ・ルービン=ヴェガ)
が出ていたのも嬉しい驚きでした。(↓真ん中)


元気がもらえます。
おすすめです。










ヘアースプレー・ライブ2016

2021-06-11 | 舞台

毎日のブログ更新を目指していたのに、昨日はできませんでした。
娘と上のポスターのミュージカルを(録画しといたのを)見て、疲れ果ててしまったのです。
(ジェニファー・ハドソン見たさについ最後まで。。。)
ポスター見るだけで、どんなテンションの作品かわかりますでしょうか?
すごいのは、2時間ずっとこのテンションで突っ走るのです。

実は2007年に映画版「ヘアスプレー」を(シネコンで!)見たときの感想が残っていました。
この時と全く同じ感想なので、よろしかったら読んでください(笑)
役者は違うけどね。

HAIRSPRAY - ONE FINE DAY

同じ曲と踊りを2時間ず~っと見たという印象。疲れた。あまりのハイテンションに、「ペンブルトンにつかまるぞ」と呟いていた。ボルティモアだから(...

HAIRSPRAY - ONE FINE DAY

 




二十日鼠と人間

2015-05-16 | 舞台


日本橋TOHOシネマズまで出かけて
ナショナルシアターライブ「二十日鼠と人間」を観る。
カンバーバチとジョニー・リー・ミラーが交代で演じた
「フランケンシュタイン」から始まってもう何本目かな。
前回観た「欲望という名の電車」はかなり面白かった。

さて今日の作品はというと、
スタインベックの名作中の名作なので、
私がどうこう言ってもしょうがないのだが、
なんだか釈然としない終わり方だった。

ちょっと頭の足りない大男を演じた俳優さんは、
ガッツのある映画「ブライズメイド」で、
主役の彼女の恋人候補の保安官を演じた役者だった。
今作でトニー賞にノミネートされたそうで、
かなり評価が高いらしい。
そして、ジェームズ。フランコだ。
見るたびに、
お願い、もう少し目を開けてと、
呟きたくなるアイツだ。
何故かラリったお兄ちゃんという印象のフランコ。
正統派舞台に挑戦してたんだね。

ロンドンやニューヨークまで行って生の舞台を観ることが
なかなかできない私たちにとって、
ナショナルシアターライブは本当にありがたい企画。
何より興味深いのは役者のみせる臨場感。
なのだが、
フランコさんはものすごく自然に舞台にいて、
演技をしてる感もなく不思議な存在感があった。