ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

実は・・

2006-11-23 | 映画
告白するとまた行っちゃったんですね。徒歩圏シアター。
レディース・デイにふさわしく、見たのは、
プラダを着た悪魔
最近RUNWAYにも馴染んでいることだし(笑)
ハイジ・クラム(スーパーモデル)とか、
パトリシア・フィールド(審査員@映画では衣装担当)とか、
マイケル・コース(アメリカを代表するデザイナー)とか、
いままでなら知らなかった人の名前が画面に出てくるだけでも、
「ぁ、知ってる!」と嬉しくなったりして。
でもRUNWAY見てるだけでファッショナブルになれるわけもなく、
この映画もなんだかぴんときませんでした。
メリル・ストリープの悪魔ぶりを楽しみにしていたんだけど、
思ったほどではなかったし、
(これならELLEのファッションディレクターの方がすごい)
主役のアン・ハサウェイがいまいち魅力に欠けるというか。
そんななか精彩を放っていたのが写真の女優さん。
イギリス出身のエミリー・ブラント。キラリでした。

さてと、ロンドンのお嬢様&取手のお姉様、
A HAPPY BIRTHDAY !!

トゥモロー・ワールド

2006-11-21 | 映画
MOVIX柏の葉オープン!!
この日をどれだけ待ち焦がれたことか。
歩いて行ける映画館。
これが涙なくして語れるか。
ロンドンにいる娘の携帯に電話してしまうほど嬉しかった。
たまたま相棒がお休みだったので、
二人して勇んで行きましたとも。
MOVIXというのも嬉しいね。
前もってPCでチケットが買えるし、
二人分ちゃんとポイントがつくし、
ワンコイン上映もあるしね。
いつかきっとファントムにも会えると信じてる。
でも困ったなあ。ここでファントム上映されたら、
毎日落ち着かないだろうな(笑)
書いてることも支離滅裂なほど舞い上がっています。

この記念すべき日に撰んだ映画は、
トゥモロー・ワールド
20年後のイギリスを舞台にした近未来の映画。
クライブ・オーウェンですもの、これは見なくては!
「グリーン・フィンガーズ」「クローサー」「キング・アーサー」
最近では「インサイド・マン」
娘曰く「グリーン・フィンガーズだってクライブ・オーウェンじゃなかったら
もうちょっと明るい映画になったのに」
私答えて「だけど名前がクライブだから・・・」
のクライブ・オーウェン。
そこがいいんじゃないの!(笑)
大きくて猫背でヨレヨレのレインコートが似合って、
人によっては(ジェリーだけど)「芝居が退屈」なんて云うけど、
なんかあのもさーっとしたとこが魅力的。
私は一見無表情に見えるあの演技、好きだなあ。
静かな水の上に波紋が広がっていくような演技。
アメリカの役者にはあれは絶対出来ない。
「クローサー」だって映画は好きじゃないけど、
クライブ・オーウェンとジュード・ロウの演技合戦は見応えありますよ。

で、映画です。
ロンドンでロケしてるというだけで(写真参照)
うちの夫婦の場合点数がぐっと上がりますが、
それを抜きにしても大変楽しませてもらいました。
楽しむというと語弊があるかな。
今の時代に生きている私たちに、
ある意味警鐘を鳴らしている物語ですから。
このまま傲慢にやりたいほうだいやってると20年後には
こうなっちゃうかもしれないよ・・と。
そのへんがあり得ないようでいて微妙にリアルでうまいなと思いました。
かといってシリアス一辺倒の映画かというとそうではなく、
映画的魅力も捨てたものではありません。
見せるべきところは見せてくれます。
印象的だったのは、ミケランジェロのダビデとピカソのゲルニカ。
是非大画面でごらんあそばせ。

明日はレディース・デイ。
また行ってしまいそうな自分がこわい(笑)








ランウェイ気分

2006-11-20 | 手芸
布をぱーっと広げて、はさみを入れ、
ミシンでだーっと縫っていると、
ちょっとしたランウェイ気分。

出来上がったのは割烹着。。。。だけど。。。(笑)
ジェイやカーラやオースティンやロブみたいに素敵なドレス作りたいけど、
力量不足&着ていくとこがない。
「ランウェイ」もいよいよ残すところ4回。
たった4人になった。
昨夜は本当にエ~ンエ~ンの回だった。
この先何を楽しみに見ればいいの?

さて、この割烹着はお姉様へのプレゼント。
寒い冬にはこんな割烹着一枚でずいぶんと暖かくなる。
いつも着ている割烹着から型紙をとった。
袖の型紙の起こし方が解らなくてみようみまね。
なんとか形になったのでま、いいか。


かばんちゃん

2006-11-14 | 手芸
かばちゃん、ではありません。
かばんちゃん、です。
今朝目が覚めたら、頭の中でかばんちゃんが喋り出して、
まるで絵本のような不思議な世界を見せてくれました。
大丈夫。私は大丈夫(笑)
娘の誕生日プレゼントに作ったかばん。
青のベロアの生地が素敵でシンプルなバッグを作るはずが、
突然のひらめきでビニールのポケットなんかついちゃいました。
絵はがきサイズだから好きな絵でもチケットでも布でも、
お菓子でも花でも携帯でもなんでもいれてください。
さながら小さな美術館。かな?(笑)
「母さんたら余計なことしちゃって」と叱られそうだけど、
許しておくれ。

今朝は「かばんちゃん物語」の他にも、布団の中で考えた。
先日「美の巨人たち」で取り上げられた鴨居玲の自画像について。
強烈な自我。
自分の肉体の中にうずくまってそこで絵を描いているよう。
つまり”世界の中心に私がいる”
他のものは寄せ付けない。
レンブラントの自画像はまるで違う。
ぽーんと自分から離れて俯瞰的な宇宙的な視点で描かれている。
まぎれもなくレンブラントでありながら、
人間そのものを描いている。
見る人がそこに映る。
そして大きな何かに包まれる。
自画像といっても様々だ。

***
ロンドンの風景がアップされているのでZIZZIも見てね!


青いユリ

2006-11-10 | 手芸
高等科最初の課題「リリー」
これでも配色に悩み、一体何枚の菱形を裁ったことか。
たった3色なのに・・・とほほ。
悩んだら悩んだだけのことはあると先生は云うけれど、
私には当てはまらないらしい。
本当に「色」が苦手だ。
できれば赤と黒と茶色とグレーだけで全てを作りたい。
多くのキルターは配色が一番楽しいという。
私は楽しいなんて思ったことない。
タンスの中は黒い服ばかりだし、
そういえば絵画も色彩よりも光と影、
赤い屋根の家は法律で取り締まるべきだなんていう
グールドの言葉にも拍手しちゃうし、
なんでパッチワークがやりたいなんて思ったんだろ。
作りながら、ぶちぶちそんなことを思っていた。

高等科になって課題はぐっと難しくなり、
配色を別にすれば挑戦しがいのあるものばかりで、
それは嬉しい。

話は変わって、いろいろと映画見ています。
レンタル&お姉様の回してくれるDVD。
「歓びを歌にのせて」スウェーデン映画とか、
サム・シェパードの「アメリカ、家族の風景」とか、
コリン・ファレルの「イノセント・ラヴ」とか、
タイトルうらおぼえで怪しいけど。
ダントツに良かったのは「歓びを歌にのせて」
有名な指揮者が病気になって故郷に戻り、
そこの聖歌隊の指導をするというお話し。
自転車にも乗れなかった音楽一辺倒の指揮者が、
かなり風変わりではあるが一般の人々と触れあうなかで、
生きることの喜びを見いだしていく。
人は孤独では生きられない。
暖かいものが体にじわーっと染みてくるような映画だった。
娘にも見せたい。

もひとつ。
またデスクトップを新しくした(?)
PCを開くたびに死にそうになっている。ふふ。