ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

みんなで本をもちよって

2024-08-31 | 家族
今日は家族全員集合した。
孫三人と娘と息子、私たち夫婦。7人である。

夕飯の後、末姫がゲームをしようと持ち出したのが、
「みんなで本をもちよって」
このゲームは参加者全員がそれぞれ一冊の本を選んで、
箱の中に入っているカードから、例えば次のようなお題を決める。
「新聞のバカバカしい見出し」
「ランプの精への3つ目の願い事」
「恋愛映画のタイトル」
「雨の代わりに空からこんなものが降ってきたらイヤだ」
「通信簿に書かれていた先生からの一言」
これらのお題になるべく当てはまる文章や言葉を自分が選んだ本の中から探し、
一番最初に見つけた人が1分の砂時計をひっくり返し、
残りの人はその時間内に見つけなければいけない。

今日は、
「♪カラスなぜなくの?なぜ鳴いている?」
「トイレの壁に書かれたいたずら書き」
「あなた宛の遺言に書かれた嬉しい言葉」

難しいでしょ?(笑)
選んだ本に大きく左右されるし、
これがまた、参加者の感性や言葉感覚なども試されて
一筋縄では行かない。
誰もがわかるぴったりの文章を見つければ拍手。
ピント外れは大笑い。
最後に一番良かった人の答えをみんなで選ぶのです。
そこでも何かが試されてる気がする。
5−6人でやるのが楽しいかな。
おすすめです。


台風

2024-08-30 | 美術
台風が近づいてきているらしいので、
今日は無理せずに水彩とプールに行かなかった。
それで、読書三昧。
「白鯨」に疲れると、
伊藤廉著の「絵の話」を読む。

先日娘と行った古本市でみつけた本。
初版は1946年に子供向け新聞に寄せた著者のエッセイを集めた改訂版。
戦後まもなくの困難な時代を生きる小学生に、
世の中にはうつくしいものもあることを知らせるために書かれた。
伊藤氏はルオーに師事した画家でもある。
子供向けといっても、この本に書かれている絵や彫刻や建築の話は、
大人が読んでも十分に満たされる内容です。
一気に読むのはもったいなくて、少しづつ読んでいる。
今日は「ギリシャの神殿」を読んだ。
イタリアのパエストゥムというところにある
BC460年頃に建てられた通称「ポセイドン神殿」
本には半ページに白黒写真が載っている。
その佇まいの荘厳さにうっとりしてしまった。
イギリスを旅したときに、田舎を車で走っていると、
朽ちた建物がそのままあって、そこで降りて石に触れることもできた。
ローマの街には、コロセウムはもちろん様々な遺跡が
車やバスが通る道の脇にあった。
そういうところにある石に触れると、
体の中を悠久の風が吹きぬける気がした。
この写真はそんなことを思い出させてくれた。


今朝の庭

2024-08-29 | 
朝、洗濯物を干しながら庭を見て、
8月の庭だ、猛暑の中、植物も頑張ってくれたなと、
感謝の気持ちが溢れた。
↑の写真は、私の宝物のブルーベリー。
狭い庭の真ん中に植えちゃったので、
家族に鬱陶しがられているが、
私には大切な大切な木です。
今年も実をたくさんつけてくれました。
全て私の胃袋に収まりましたが(笑)
左側の隅のコーナーに植えたオトコヨウゾメもまあまあ元気。
春には小さめのマーガレットでここは真っ白になります。
右側には紅葉とジューンベリーともともとあった山茶花。
あけびが絡みついてすごいことになっています。
手前はバラコーナー。
アイスバーグ、ピエール・ド・ロンサール、
名前がわからず私が勝手につけたリジーとナタリー。
ピンクの花はリジーです。
奥のアナベルもずっと長い間花を楽しませてくれます。
全てアナベルで埋め尽くしたかったくらい好きな花です。

そしてこれは娘が母の日にプレゼントしてくれた鉢植え。
娘が書いてくれた帆船の絵。
もらった時は花でいっぱいでしたが、今もいい感じです。
数年前まで、自分が庭のある家に住めるなんて思ってもいなかったので、
こんな幸せがあったのだと、
毎日甲斐甲斐しく水やりをする相棒を見ながら、
微笑えまずにはいられない日々です。


精米

2024-08-28 | 雑記

主人の実家(長野)から玄米を30キロ送ってもらった。
ありがたい。
家庭用精米機も買った。
そこで皆様にも少しお裾分けをしたいと思い、
姉(玄米派)にはふんわり玄米コースで精米し、
友人には白米コースで精米し、
それぞれ3合づつに分けて10袋ずつ用意した。
精米でできたぬかは主人が集めて何かに使うと言っているが、
はてさてどうなることやら。

今日もプールに行った。
昨日は、ウォーキングとビート板でバタ足300Mにとどめたけど、
今日は背泳とクロールで500M泳いでしまった。
薬のおかげか、耳の痛みは全くないのでいいか?と。
明日はどうせお休みなので、
今日はウォーキングが良かったのかもしれないが、
どうにも我慢できなくて(笑)
私は泳ぐことが本当に好き。


愛の讃歌

2024-08-27 | 雑記
昨晩、アマプラ でセリーヌ・ディオンのドキュメンタリーを観た。
20年前から、100万人に1人という確率の難病に侵され、
特定の刺激を受けると、体が痙攣し硬直し激痛を伴う恐ろしい病だ。
それでも、自分は最高の歌手なのだから歌うことが全てと、
リハビリを続ける姿をカメラは容赦無く映していた。
私は特別ファンというわけでもなく、
「タイタニック」の主題歌を歌ったすごい声量の人くらいの印象だったが、
実は、パリオリンピック開会式の最後に、
エッフェル塔の中段に小さなステージを設け、
雨の降る中、パリの街に向かって、
セリーヌ・ディオンが歌った「愛の讃歌」が圧巻すぎて、
しばらく頭から離れなかった。

昨夜ドキュメンタリーを見て、もう一度「愛の讃歌」を聞いた。
涙があふれた。