ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

The Brave One

2007-11-01 | 映画
ジョディ・フォスターファンの相棒が
早めに仕事を終わらせて帰ってきたので、
二人で見に行った。

ラスト5分に愕然。
「衝撃のラスト」と云われているらしいが、
衝撃ではなくて、愕然。
どのような意図でこのラストにしたのか理解に苦しむ。
「クライングゲーム」のニール・ジョーダンのことだから、
ただただ人を驚かせたかったのか?
観客を怒らせたいのか?
こんなのあり得ないと感情を揺さぶって考えさせたかったのか?
そうだとしたら、かなりの確信犯。
でもそれはない、たぶん。
アメリカではこのラストに拍手も起こるというのだから、
ハリウッド的に終わらせただけなのだろう。
しかし、
「アメリカの正義」や「銃社会」が問われている今、
こういう映画を作って、
あとは見る人に委ねるなんて無責任なことを云っている、
この映画に関わった全ての人の神経を私は疑う。