介護施設で、いろいろな会に出席してみると
それぞれの人の性格がよくわかります
本当に自分にとってこれ以上の勉強はありません
いつも文句ばかり言って夫に車椅子を押してもらっている人
顔がとても怖いのです
夫たる人もあまりいい顔にはなっていません
薬のせいかもしれませんので
なんとも言えませんが
少なくともあの世界に行く時は
優しい顔で逝くきたいです
セントラルパーク
心していろんな会に出ることにしました
結構楽しいです
思いもしなかった世界ですが
自分の世界はここと決心して楽しむことにしました
NY
やはり何事も体験ですね
昨日の件は、私の思い違いかも
相手に話しかけたりしなかったのは
耳が悪いのだそうです
でもそばに来たら挨拶ぐらいは出来ると思うのですが
相手を傷つけない良い答えですね
自分は
「誰からも慕われている」「立派だと思われている」
と言う思い違い
「夫婦仲の良さをうらやましがられている」
というのと
「お友達になりたい」
というのは違うのだと言うことを思い知らされる出来事です
やはり隣の席で仲良くされていたら
自分の惨めさを味合わされることもあるのだと言うことを
知りました
そういえば夫に先立たれた後に
「夫婦仲良く歩いている人を後ろから蹴ってやりたい」
と言っている人がいたっけ
ある「会」があってある方の定席にべつの方が座った
座られた人が不愉快だったらしく
別の方は
元の自分の席にもどった
すかさずいつも夫婦でうらやましがられている方々が隣に座る
きっと自分の存在は特別な物と思っていたのだろう
続きは明日に
介護施設で体験して
夫を介護施設には入れたくないと言うこと
介護とても親切なスタッフなのに
なかのグループがとても難しそうなのです
続きは明日に
昔友人が「立場が違ったら相手の中に入り込まない」
と言っていました
クールな人だなとおもっていましたが
今私もそのことを深く考えるようになりました
人のよっては「もう私は自分の生活圏にはない人物」と思っているのだと
感じることがあります
「なんとか今の状態から元気な自分に戻らないと」
自分に言い聞かせました
ひがまずに
介護施設に入ってなにがよかったかというと
テレビがゆっくり見られることです
そして中学生だった萌寧ちゃんを
立派になったなと喜び
私もしっかりしなきゃと
思えることです
「あの萌寧ちゃんが」
と思うとその成長ぶりに
嬉しいです
介護施設の食堂にいると
耳の悪い人が多いので
自然に聞こえてしまう
親戚が見舞いに来て本人を全く無視して
留守番のご主人にすり寄って
それを知ったご主人が
「自分が馬鹿にされたと怒っているの」とか
やはり夫婦の絆は強いのですね
こんなに他人に目もくれずに
奥さんと楽しそうに話をしている御夫婦
見ていて良いなあと思います
毎日何を話しているのかというほど嬉しそうに・・・
話が尽きないのです
介護施設の朝は早く
老人が多いと感じます
仲良くなった男性2人が
戦争で逃げ惑った話をしていました
悲惨な話ですが、声が大きいので
ああそうなのだと
妙に納得させられます
「アメリカ相手なんてまちがっていたよね」と
介護施設で話をしていて相手は「宗祇」の話をしているのに
私は「葬儀」のことを考えて返事をしていた
かみ合わない話でした
文学部を出ているのに私話を戻すのに時間がかかって・・・
このところ「絶望名言」１、２と２冊読んで、それの伴う本を読みすぎ
部屋の天井を一人で見つめ
死について考えていたからかも
このところNYから頻繁にメールが来ます
やはり相手が弱くなると、
何かと心配やら
どんな生活を送っているかが
気になるのでしょう
元気そうな写真付きです
介護施設に入ってから結構時間に縛られて
友人と話すことがおっくうになっていた
このところ友人に電話する気になって
昔の友人と、1時間40分も話したら
すっかり元気になって、
退去したくなった
自分のわがままだけではいけないので、
来月半ばになると思うけれど
友人のありがたさをしみじみと感じた次第です
