きまぐれ、かっちゃんねる。

福知山生まれ。北近畿全域に出没中。
自分の手で作り、育てることの素晴らしさを
ずっと忘れずにやっていきます。

どんど焼きの灰

2009-01-13 00:29:12 | 春・夏・秋・冬

こんな質問を受けました  
どんど焼きの灰は
◆家の四隅に撒く
◆家の周囲をちょうど一周するくらいに撒く
どちらでしょうか?

「どんど焼きの灰」については知っていることといえば
・灰を持ち帰り家の周囲に撒くと、火事よけ、虫除けになる
・灰が高く飛ぶと、 字が上手になる・・・・
これくらいでした。

そこで、各地の風習を調べてみました。すると

「火の子や灰を身に受けると健康に暮らせる」
「どんど焼きのあとの灰を田畑にまくとその年の作柄もよい」
「家の四隅にまくと、魔物が来ない」
「うちの実家の方じゃあ、どんど焼きの灰を魔よけに橋からまいたよ」
「どんど焼きの灰を手のひらにとり、“良く”したいトコロ(頭や手や足や・・・)につけてもみました」
「どんど焼きの灰や煙を浴びると1年間健康で過ごせると言われている」
「焼いた後の灰で餅を焼いて食べると健康になれる」 


こんなのも見つけました。
新潟県東頚城郡松之山町の奇祭 「むこ投げすみ塗り」
・・・婿投げの後、隣の会場に移り、どんど焼きの灰と雪を手でコネ、墨を作り祭りに参加した人たちが、お互いの顔に 塗りあい(墨塗り)、真っ黒な顔で商売繁盛・家内安全など祈っていた・・・。

どんど焼き  奥が深いですね。