チック・コリア 「スペイン」
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若い頃、はじめてこの曲を聴いたときは鳥肌が立つほどの興奮でした。
『スペイン』は、チック・コリアの率いるバンド「リターン・トゥ・フォーエヴァー」の作品として発表された曲で、アルバム『Light as a Feather』に収録されています。
現在も世界中の演奏家にカバーされ続けており、チック自身も度々再演しており、アルバム『Akoustic Band』ではピアノ・トリオで演奏、昨年発売された上原ひろみとの共演ライブ盤『Duet』ではピアノ・デュオで演奏しています。
一方、上原ひろみは6歳でピアノを始め、8歳くらいのときにジャズに興味をもってオスカー・ピーターソンを聞いていたそうです。恐るべし・・・。
彼女がチックと出会ったのは16歳の時。ヤマハで来日公演のためのリハーサルを行っていたチック・コリアに「弾いてごらん」とうながされてピアノに向かった彼女の技術に感銘を受けたチックと、その場で即興での共演。公演の最終日にチックから舞台に呼ばれて今度は観客の前で共演。
そんな彼女は昨年、「ビヨンド・スタンダード」でジャズ・ディスク大賞の金賞を受賞しています。
日本のJAZZの救世主だね！