きまぐれ、かっちゃんねる。

福知山生まれ。北近畿全域に出没中。
自分の手で作り、育てることの素晴らしさを
ずっと忘れずにやっていきます。

市の健康診断に行ってきました。

2009-10-16 23:23:13 | スポーツ・健康

そこに入ると、ニコニコしたおじさんが

 

待っていました。

 

 

「朝ごはんぬきだから、おなかがすいたでしょう」

 

「もう少しで食べられるので我慢してくださいね」

 

「帰ったら美味しいもんをいっぱい食べてくださいね」

 

「今だったら、そーですね。美味しいのは 豆・イモ・ごぼう かな」

 

「食物繊維をいっぱいとってくださいね。体にイイですよ」

 

 

 

「いま、(待合室で)待っている人たくさんでしたか?」

 

「胃がん検診は時間がかかるので、どこ行っても

苦情がいっぱいなんですよ。要領が悪くてごめんなさい」」

 

 

「朝ごはんぬかれましたね。

じゃ、これ(バリウム)おいしく飲めますよ」

 

「ビール飲まれますか?・・・そーですか。

これも一気に飲み干してください」

 

(石膏を飲んでいるような、重く粉っぽく、絶対飲み物じゃない代物・・・

と誰もが言うけれど、ボクは「冷えてて美味しかった」が感想)

 

 

「お待たせしました。さあどーぞ」

 

(ウイーーーーン  ガーー   ウィウィウィ~ン ガ ガー

あっちむいたりこっちに転がったり。
宇宙飛行士訓練でもしているかのような、そんな動き)

 

 

「お疲れさまでした。下剤を2錠だします。

コップ3杯の水で飲んでください」

 

「帰ったらたくさんの水分をとってください。おなかの中で

バリウムが固まると大変なことになりますので・・・」

 

(大変なことって、どんなことだろう??)

 

「美味しいもんいっぱい食べてがんばってくださいね」

 

(なにを頑張るのかな?)

 

「階段が急なので気を付けてくださいね」

 

(・・・とりあえず 「ありがとう」・・・)

 

「いいえ。おかまいもできませんで・・・」

 

 

このおじさん。毎日毎日、いろんな場所で胃がん検診をしてて

 

いろんな人にでバリウムで接待()してるんだろうな。

 

まるで喫茶店のマスターのようです。

 

でも、おかげで気持ちよく検診が受けられました。

 

ありがとう。