奥武蔵の新着情報。
1 日高市栗坪は、江戸時代は高麗宿という集落で、その中心に鎮座していたのが諏訪神社(諏訪大明神)。このほど、県道川越日高線の拡幅工事に伴い、諏訪神社の本殿が、少し奥へ移され、新築されました。民家1、2軒分ぐらいの、こじんまりとした境内ですが、以前より落ち着いてお詣りできるようになりました。
2 高麗川駅の南西に鎮座する高麗川神社が、昨年「八剱(やつるぎ)神社」と改称されました。もともと八剱神社という名称であったのですが、明治期になって近隣の2社が境内に移築され、さらに他の15社が合祀されたことを機に1909(明治42)年に地域名を取って高麗川神社と改称されていたのです。114年ぶりに本来の名称に戻りました。これで、近くに鎮座する「高麗神社」と混同される心配はなくなりましたが、日本唯一の「高麗川神社」という名称もなくなりました。
私個人にとっては、諏訪神社と八剱神社は、ともに故郷「信州」につながる懐かしさを感じる名前の神社です。
(写真上)© 諏訪神社 鳥居と参道。鳥居の扁額は「諏訪社」。
(写真上)© 諏訪神社 本殿
(写真上)© 本殿と社務所
(写真上)© 神社の蔵
(写真上)© 説明板。高麗宿の説明もあります。
(写真上)© 高麗川神社改め「八剱神社」
(写真上)© 八剱神社 鳥居も新造されたようです。
(写真上)© 八剱神社 本殿
(写真上)© 本殿を横から
(写真上)© 境内の巨大なタブの木
(写真上)© 同上。老木のため枝の落下に注意の貼り紙あり
(写真上)© 説明板
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