4月8日は、花祭り。お釈迦様の誕生日ですね。
予報では、午後から天気が急変し荒れ模様になるということなので、午前中に「台の滝不動尊」へお詣りに出かけました。
台の滝不動尊は、その名の通り、日高市の台地区にある真言宗のお不動様です。
飯能市から秩父方向へ向かう国道299号の旧道が、日高市に入ると、すぐ左側に、岩に張り付くように滝不動尊の本堂と寺務所があり、右側に、さほど広くはないのですが、起伏に富んだ境内が展開しています。
あるいは、西武池袋線の飯能駅から西武秩父行きの電車に乗車すると、電車が武蔵丘操車場を過ぎて高麗(こま)駅に近づく辺りで、右窓に見える丘の上に、金色に輝くお釈迦様の座像が目に飛び込んできます。初めての方は、「何?」と不思議がられるようですが、台の滝不動尊です。
御本尊は、言うまでもなく不動明王ですが、境内には、複数の不動明王像のほか、釈迦如来像、大日如来像、観世音菩薩像、七福神像など、様々な仏神のほか、空海(弘法大師)の像も配置されています。パワースポットなどという言い方がされるのも、多くの仏神が共存しておられるから、かもしれません。
季節限定の御朱印にも人気があって、中には「奥武蔵不思議不動霊場」と記される御朱印もあるようです。
普段は無人なのですが、さすがに花祭りの今日は、お釈迦様の誕生像が祀られ、甘茶のサービスなどもあって賑わっていました。
祝 花祭り 合掌
(写真上)© 国道299号の旧道に面した台の滝不動尊
(写真上)© 境内の釈迦如来像
(写真上)© 丘の上にそびえる釈迦如来像(この写真は、桜満開の先週に撮影)
(写真上)© 丘の中腹に立つ大日如来像
(写真上)© 丘の麓に立つ観世音菩薩像
(写真上)© 境内の沢に立つ不動明王像。後ろに滝があります。
(写真上)© 金色の釈迦如来像が立つ丘の上から見下ろす本堂と寺務所(桜満開の先週撮影)
(写真上)© 高麗駅から巾着田へ向かう道の途中にある案内板
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