アニメーション大好きな私としては、外せない映画でした
けれど、あまりにも、、、が多すぎて胸が一杯になりました
あまりにも、純粋な夢を描いていた主人公
あまりにも、純粋な愛との出逢い
あまりにも、純粋な戦争という悪意と
あまりにも、時間が無いことを覚悟の結婚
あまりにも、容赦なくおそいかかる時代のうねり
あまりにも純粋な技術者の思いが
力を持つ使用者の画策や
あまりにも強い時代のうねりに飲み込まれて
出来上がった1つの夢が、いつの間にか殺戮の道具になってしまい
そんな折りに戦争とはかけ離れた所に生きているのに病に倒れる人もいて
大切な人が、そんな宣告を受けた人で
あまりにも早い旅立ちを見送らねばならず
それでも、心のなかでは、希望や夢とともに懸命に生き続けていた
一人の人をじっくり描いた秀作でした
この映画は、断片なのにとても深かった
つらい時代の流れがあっても
まっすぐ自分を見失わず生きていく人もいたんだよと、背中を押していたようでした
これからの一人一人の人生って
そういうものかもしれないね
そういう時代がやって来るかもしれない…
それとも、時代をつくっていくのでしょうか?
そんなとき人は、何を大切にその時を生きるのでしょう