



みんなに捧げます、と言ってから「なぜだか、俺は祷ってゐた」。泣ける…。
「この世は最高!」
今回の野音の一曲目を当てようというタグがツイッターで回ってて、実は私はこれだったらいいなぁと思ってたんだ。
一曲目じゃなかったけどやってくれて嬉しい。
途中で成ちゃん(ベース)と石くん(ギター)が「サイコーサイコー」ってコーラス入れるんだけど、2人とも全然最高そうじゃない顔つきで遠慮がちすぎて、見てて思わずニヤついた。
成ちゃんとトミは、表ではほとんど言葉を発しないので(微笑む程度)成ちゃんがマイクに向かってるのは貴重なアングル。
「悲しみの果て」「RAINBOW」。MCもほとんどなくぶっ続けで15曲やって、第一部終了。
第2部、始まりはなんと「東京の空」。「たーたたかた!」という特徴的なイントロで一瞬で「あ!!!東京の空だ!!!!」って分かった。すごい!これ演るんだ!!!!
「東京の空」は12分もある壮大な歌です。
アルバムでは近藤等則さんのトランペットが効果的に使われていて、
みやじの鬱屈した歌詞と叩きつけるような歌声と極め合って感動的大作なんだけど、
一昨年近藤さんが亡くなってもう2度とこの歌は演奏しないだろうと思っていた。
今回はトランペットの旋律がキーボードで奏でられて、これも印象的でした。
最後の泣くようなトランペットのフレーズは、みやじがエレキで。
終わった後ため息がでた。
すごかった。
これ聴けた人,ほんといいなぁ(しつこい)
「武蔵野」、「風に吹かれて」、「赤い薔薇」と続いて、メンバー紹介。
「昔からの友達です!on keyboard.細海魚!」
「今日もダンディーに決まってます、on base.高緑成治!成ちゃん!!」
「バンドの兄貴!on drums.冨永義之!」
「そして相棒!ギター、石森敏行!石くん!」
「期待の若手!佐々木コジロー貴之!」とメンバーを紹介した後、
パチンコ屋の呼び込みみたいな喋り方がどうのこうのってみやじが言い出して、
トミも石くんもキョトンとしてたのがめちゃおかしかった。
石くん、それでもうんうん頷いてて、
ほんとみやじのこと好きなんだなぁーと思う。
実はみやじがここで自分のことを紹介しなかったから、
なんかちょっと違和感を感じてしまって、
私の中に嫌な不安が芽生えはじめた。
「ズレてる方がいい」、「俺たちの明日」。
やけに映像と音がズレてるように感じてきて、特にドラムのクラッシュのタイミングが歌と合ってないような気がしてきて、
気が気じゃなくて。
そしたらみやじの顔つきが冷めてるように見えてきて、
集中できないまま「so many peaple」で第2部が終わった。
配信だと余計なところまで見えて怖い。
普段のライブでもあんな顔で歌ってるのかしら。
そしてアンコール。
「星の降るような夜に」。
みやじがソロをやり始めてから、
わたしはずっといつかエレカシが解散してしまうのではないかと思ってました。
なのでみやじが最初に「大事な歌です」と言って、歌いはじめて、
その瞬間、わたしはだーーーーーって泣いてしまった。
今でもこの瞬間のことを思い出すだけで泣ける。
この歌は、成ちゃんとみやじの合作なんだよ…。
「友達がいるのさ」
もう…このセトリ、反則です。
泣くでしょ(わたしが)。
歌の途中でみやじが「来年も、再来年も!!」って言って、またここで泣いた。
そして最後、
「歌と演奏は!エレファントカシマシでしたーーーー!!」ってみやじが言って、ここでどわーっと感動してだーーーっと泣いた。
ラストは「ファイティングマン」。
うわーーーん、これこそエレカシだよーーー!
かっこいいよーーー!!!!
最後に全員で前に出てきて、手を繋いであげてみんなに挨拶。
うわーーーーーん、号泣。良かったよーーー。
エレカシ最高!!!
わたしは、ずっと
みやじがソロをし出して、他のミュージシャン達と組んでツアーを回って、
エレカシのメンバーとはもうやれないって言い出すのを恐れていました。
野音が終わったら解散するとか、
35周年が終わったらもうやめるとか。
いつ彼がそんなことを言い出すかと思ってずっと怖くて怖くて。
今回恒例の野音が無事開催されて、今週もう一つイベントに出ることは決まっているけど、今後はどうなるのだろうと今でも思っている。
みやじの動向が恐ろしくて仕方ない。
野音で楽しそうに充実している様子を見せてくれたら少し安心するかもとも思っていたけど、
そんなことはやっぱり分からないよね…。
30周年のツアーのインタビューとかでも
ソロ活動をしたいなんておくびにも出していなかったもんね。
ずっとエレカシが続きますように!
そしてわたしがそこに行ける機会がありますように!
神様どうかお願いします。