小生が小学生の頃、庭がまだ土で前回投稿したように名前も分からない虫が一杯いた頃、やはり庭でのことですが庭にそ~爪楊枝よりも一回りほど大きな穴がいたるところに開いていました。我々の間では「にらむし」という名前で通っておりました。何でこの名前がついたかというと、この虫の採り方に関係しているのです。「にら」そ~大方の人たちが頭に浮かべて事と思いますが、野菜の「にら」です。この虫を採るにはこの小さな穴ににらを突っ込むのです。程なくすると突っ込んだにらが微かに動きます。これを見逃さず静かににらを引き上げます、するとにらの先端にこの「にらむし」が噛み付いているのです。この光景が釣れた魚に似ているので、釣れた釣れたとお互い声を掛け合い釣果を報告しあったものです。この釣れたニラムシ、穴から釣り上げた後飼う訳でもなく、当然食べるわけでもなくそのままほったらかしになってしまうのです。夏の炎天下にニラムシにとっては災難でです。今思うと残酷な事をしました。ところで、このニラムシどんな格好だか気になるでしょう。絵に描ければ直ぐに分かってもらえるのですが、文章で表すとなかなか難しく、でもこんな具合です。やたら大きな、硬い、平らな頭にクワガタの♀のような口、真ん中辺りに瘤のある柔らかく細い乳白色の体、体長は約1cm位の小さな虫です。なんとなく分かってもらえたでしょうか?正式な学名はなんと言い成虫はどんな虫なのかな~、もしかして前回報告した虫かな~等と思っている親父です。
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