3月11日午後2時46分に発生した宮城沖の地震は、マグチァード9と云う
今迄に聞いた事のない巨大な地震となりました。
地震が発生してまもなく「津波」が来るとの警戒喚起が、テレビにてうるさい位報道されましたが、正直な所、私の感想として
今回も多分に「狼少年」的な所だろうと思っていました。
所がテレビの画面で どこの港なのか分かりませんでしたが、港内の灯台に波が接近する状態で波の高さが分かる様になり、
これは大きな津波だ!!と感じました 案の定今迄見た事のない 「凄い大津波!」が三陸海岸等に押し寄せて来る画面に
愕然とした次第です。
時間の経過と共にどんどん被害が広がり、果ては北海道の太平洋沿岸の各漁港にも津波は押し寄せて町中に流れ込み
漁船や車が この葉の様に流れて行く様は始めて目にする光景でした。
家があの様にアッ!と云う間に簡単に壊れて行くのにも非常な驚きを覚えました 兎に角凄い!の言葉しかありません。
多数の犠牲者が出ているのは矢張り「津波」に対する関心の薄さ、怖さを知らないで此処までは来ない と云う勝手な
判断があったのではないかと思います。
そのいい表われが、どこの町か一寸記憶に留めませんが、「津波」が10メートル近くまで接近しているのに、悠々と
自転車を押して歩いている高齢の男性がいて それを高台から見ている人達が「逃げろ」 「逃げろ!」と叫んでいるのに
我、関知せずの如き 悠然と歩いている姿には正直驚かされました その後の結果はシーンが変わってしまいました。
これが 「津波」を理解してない証拠だと思いましたです。
今迄地震がある度に「津波が来る」 と喚起されますが、殆どの場合空振りに終るのが現状で、正に「狼少年」に終ってました。
今回もまたか? と云う程度で、真に受けなかった人は相当数居たと私は思います 私もその一人でしたから・・・
死者、不明者が1万人以上になるのではないかと一部に不安視している方々もいる様で、大変な事になったと思います。
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
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