函館本線 俗に云う「山線」は、雪の積りが多くなると線路のサイドは人の背丈以上の雪山となり
其の所為で「ラつセル車」だけの除雪だけでは 雪の抵抗が多くなって列車の速度が上がらなくなってくる
そこで線路を開ける「ロータリー除雪車」の出番となります。
DD14先頭車のエンジンフル回転で線路内に溜めた雪山を「保線係員」の操作で遠方に飛ばし、場所によっては
近間に飛ばす作業を繰り返しで開けていきますが、木々の立て込んでいる所への雪の飛びは 木に当たって枝が
飛んでく姿は壮観です。
先にも書きましたが、雪質や荒い飛ばしをし過ぎると「ダクト」が詰まって ギブアップとなる事もあります
この様な時は、動力を総て停めて「ダクト」内の雪を排除してからの作業となり これは過去に
「ロータリーに巻き込まれるて 係員が「殉職」するという 痛ましい事故があってからの「安全策」としての
操作となりましたが、矢張り「手違いで」回ってこないか? との不安を持っての保線員の排除作業と、動力が
生かされることが無い様に 機関士は万全の注意力持って作業に当たる事になります。
兎に角「ダクト」に詰まった雪は硬く ツルハシで砕き乍らの詰まりもあって それは大変です!
これを防ぐ為、走行速度と飛ばす操作の作業関係も大いに影響して来て、除雪作業は完遂されて お疲れ様!!
となって職場に戻ります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます