ロータリーを使っての「除雪」は、主に深夜の運行で 定期列車の最終便が終わったのちに「ダイヤ」が組まれて
運行開始となります。 其の所為で 一般の方が組成を目にする事は ほとんどないものと思います。
ロータリで「札樽間」を除雪する事はほとんどなく 運転しているのは「複線用ラッセル車」が主力です。
ロータリ車での運行は「小樽~長万部間」の、皆さん聞き覚えのある「山線」区間でして、そのうち「然別駅」からの
豪雪地帯が「飛ばしの対象に」なります。
ここで「ロータリ回転状態やダクトの方向性」等が異状なければ 作業開始になります。
「機関士」はあくまでも速度制御や周りの安全を確認し、飛ばしの方向や除雪の「標識」確認等は「保線係員」の担務で
ダクトから雪の塊が気持ちのいいだけ飛んでいきます。
飛んでいく姿を観て下さい ロータリ部分に抱え込んでいる雪の量が少ないので、チト迫力に欠けますが
多雪時は見事な物です。
ロータリも、どんな雪でも飛ばすパワーを持っているかと思えば 湿りの多い雪山を ロータリが抱え込んでしまうと
ダクトが雪が粘って飛ばせなくなる事も起きて エンジン停止 しての「ダクト掃除」をしてから再び「作業開始」となる
事もあります。 機関士も保線係員も 気の抜けない作業でもありますが、ロータリ時の速度は5~6キロ位
写真の様な軽作業時で10キロくらいです。
痛ましい事故もありました。 次回に・・・
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