小樽市の水道水の水源で、大正3年から稼働してきた「奥沢ダム」が廃止される事になった。
その原因は、ダム堤体内に直径3m 深さ1・4mの陥没箇所が見つかった事に因るそうです、
改修には多額の費用が掛かるとの事と、このダムを廃止しても市内の給水量に不足をきたす事は
ないとの事で廃止に踏み切った様です。
水源地のお貯めの水が無くなるとのニュースをみて、早速ダムの象徴であった「給水塔」は
どうなっているのかを写真に収めたく出掛けたが 残念ながら今の時期は周りの樹木が生い茂って
見る事が出来ません それがこの写真です。
これでは分かりませんね!
ペットボトルの「小樽の水」を、ご存じの方は大勢おられる事と思いますが、今回の事態で
「小樽の水」は中止となり、それに代わって朝里豊倉浄水場の水に変わる様です。
この写真に写っている「階段式溢流路(いつりゅうろ)」すなはち「水すだれ」は土木遺産に
登録されているので存続を検討中との事です
奥沢の上(かみ)にある水源地の大貯めが、何らかによって堤体が欠壊した時は、奥沢は
えらい事になる と思っていましたが、これでその心配は解消されました。
ご覧の通り至る所が「立ち入り禁止」になっております。
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