今日は34回目の友人の命日。
友人は、24日に出奔し、25日午前0時30分の船で旅立った。
以前は、この時期になるとフラッシュバックのように過去に引き戻されつらかった。
時は、時としてやさしいものでその痛みを少しだけやわらげてくれる。
そして、友が出かけた連絡船のところに、吸い寄せられるようにやってくる。
なぜこんなことをしているのか、自分でも知らない。
ただ、こうしないではいられない。こうしていると少し自分が赦せる。
友人は青函連絡船から身を投げて亡くなった。
今は、連絡船に少し申し訳ない気になる。ごめんよ、連絡船。友人を赦してあげてほしい。