網走湖を一望できる木のてっぺんにトビが一羽。
写真を撮ろうと構えると、カラスがやってきて、
「おまえだけ写真に写ろうなんてそうはさせるか!」
「う、うるさいな~。いいところだったのに~。あっち行け!」
「おまえこそあっちいけ!」
そんなこと言ってるのかなぁと思いながらパチリ。
写真を撮ろうと構えると、カラスがやってきて、
「おまえだけ写真に写ろうなんてそうはさせるか!」
「う、うるさいな~。いいところだったのに~。あっち行け!」
「おまえこそあっちいけ!」
そんなこと言ってるのかなぁと思いながらパチリ。
網走市大曲周辺の網走川は、文字通り大きく蛇行していて野鳥の休憩場所となっている。
秋になると、いろいろな鳥が来ていて、その写真を撮っては、ネットで調べるのが最近の休日の日課となっている。
まず、北海道新聞社、北海道新聞野生生物基金の『北海道の野鳥データベース』で調べる。
しかし、データベースの写真自体が不鮮明だったり、遠距離からの撮影だったりするものもあるし、その個体によっても若干の違いがあるので、そちらでだいたいの目星をつけたら、再度その鳥の名前で検索をかける。
すると、野鳥の会だったり、個人の鳥好きの方のサイトがヒットするので、そこで再度確認する。
こちらの鳥は、ホオジロガモのオス。
『Yachoo!オンライン野鳥図鑑ver.4.0』で、判定しました。
そちらの説明によると。。。
【ホオジロガモ オスの特徴】
頭部は緑色光沢のある黒色である。嘴の基部あたりに白斑がある。胸、腹、雨覆、次列風切、肩羽は白い。初列風切、背中、上尾筒、下尾筒、尾は黒い。嘴も黒い。虹彩は黄色い。頭はおむすび型である。
【採餌】
水面に浮いて、水中に潜って採餌することが主である。浅い水に嘴を入れてこしとるように食べたり、逆立ちして水底にあるものを食べたりする。軟体動物、甲殻類、昆虫の幼虫、小魚などを捕らえて食べる。植物食では水草の種子・根・茎・葉、水藻なども食べる。
いろいろなことを知ると、ますます身近に思えます。
しかし、そんなこちらにはかかわりなく、ホオジロガモさんはあちこち見ておりました。
9月12日のことですが、網走刑務所前の網走川にかかる鏡橋の下を、30センチほどの魚が大勢さんで遡上していました。
シャケさんとは違うようでしたが、いったいなんのさかなだったんでしょう。
釣り好きの方、教えてくださ~い。
シャケさんとは違うようでしたが、いったいなんのさかなだったんでしょう。
釣り好きの方、教えてくださ~い。
網走市街から6キロほど大空町よりに行った、網走湖畔にある呼人浦キャンプ場。
そのキャンプ場の横の小さな川に、今年もシャケさんたちが帰ってきました。
その小さな川の先は暗きょ(トンネル)になっていて、もう先へは進めないのですが、律儀なシャケさんはそれでもなんとか先へ行こうとがんばります。
休んでは、跳ねてみます。
あちこちぶつけて、顔も尾びれも白くなってきて、弱ってきています。
毎年、このシャケたちを見ていると、私の耳には中島みゆきのあの唄が聞こえてきます。
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♪ファイト!
闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう
ファイト!
冷たい水の中を ふるえながら のぼってゆけ
暗い水の流れに 打たれながら
魚たちのぼってゆく
光ってるのは 傷ついて
はがれかけた鱗が 揺れるから
いっそ水の流れに 身を任せ
流れ落ちてしまえば 楽なのにね
やせこけて そんなにやせこけて
魚たち のぼってゆく
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あぁ 小魚たちの群れ
きらきらと
海の国境を越えてゆく
あきらめという名の鎖を
身をよじって ほどいてゆく♪
-中島みゆき作詞作曲歌『ファイト』-
律儀なシャケさんの神聖な姿を見ていると、毎年感動し、頭の中に『ファイト』の唄が流れるのでした。
今、これを打ちながら、YouTubeで『ファイト』を聞いて、またまた感動して泣いていました。
みなさんも、この連休、シャケさんに会いに来てください。
そして、生きていくことの不思議さと神聖さにふれてください。