函館深信 はこだてしんしん-Communication from Hakodate

北海道の自然、そして子どもの育ちと虐待について

はでな求愛のオオジシギ

2009-06-13 | Birds and animals of Abashiri, Shiretoko
夜、歩いていると、「ズジャーズジャー」という音とバサバサバサという音が、時々聞こえてきて、何の虫・何の動物だろうと、ずっと思っていた。その動物は、函館にもいて、網走にも多くいる。
昨年、小清水原生花園のネィチャーセンターに行った時に、初めてその疑問が解決した。ネィチャーセンターで出している野鳥のしおりに載っていたのだ。
姿はそれまで見たことがなかったので、「鳥だったんだー!」と驚いた。
バサバサいっていたのは、求愛のディスプレー飛行をしていたのだと知った。
ある時でかけた時に、ディスプレーのあいまにちょっと休憩したオオジシギに出会うことができた。
逆光で、シルエットだけだが、十分にうれしかった。

以下は、『北海道新聞・北海道新聞野生生物基金のサイト-北海道の野鳥 データーベース』からの引用
オオジシギ
【科】シギ科
【大きさ】30cm
【時期・生息場所】
夏鳥。道内で繁殖する。4月中旬から下旬に渡来し、9月末までには渡去する。主に標高500m以下の河川敷、農耕地、伐採跡、幼齢人工林などいろいろの開けた環境に生息するが、湿原のような環境があると、標高1000~1400mでも生息する。
【生態】
タシギ同様夜間に採餌し、長いくちばしを地面に突き刺してミミズを探す。繁殖期には旋回飛翔、滑空を交えて鳴きながら空高く舞い上がり、急降下するディスプレーフライトを行う。時折、翼を半開きにし、尾を扇形に開き、大きな音をたてる。杭や電柱の上などでも鳴く。
【声】
飛び立つときにギャッと鳴く。繁殖期のディスプレーフライトのときは、ズビヤク、スビヤクと鳴きザザザザという羽音を出す。

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