ニューヨークタイムズ紙電子版など、一部のアメリカのメディアが、民主党の鳩山由紀夫代表の論文の一部を意図的に抜粋し、鳩山代表や新政権に対する批判を繰り広げている。この背後に「小泉純一郎元首相」の影があったことが分かった。8月31日に行なわれた日本外国特派員協会の会見で、コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授が批判を繰り返したが、このジェラルド・カーティス教授という人物は、アメリカにおける「自民党の広報マン」であることが分かった。ジェラルド・カーティスは、特に小泉純一郎元首相と懇意で、小泉進次郎氏がコロンビア大学の政治学部へ留学する際には、入学の手続きから毎年の単位取得に至るまで、すべてを根回しをした人物である。以後、肩書きに箔をつけさせるために、小泉進次郎氏を米国戦略国際問題研究所の研究員などにも斡旋し、コロンビア大学大学院修了の課程まで、すべてジェラルド・カーティス教授が根回しをした。このような人物が、鳩山代表の論文の中から意図的に抜粋した箇所を故意に婉曲させて英訳し、アメリカ人の批判を煽っていたのである。