よろず淡日

淡海の日夏で 今どきよろずや
古道具と駄菓子、地域のものなど

鶴亀

2016-09-28 | ブログ
「よろずの光-面白い」展の座談会の時に、余りにぼさぼさの庭を見て、「かわいそうや」と言うてはった横山氏が、
見事なパフォーマンスをして披露くださいました。

鳥たちが運んできて、自然に生え放題だった木々、これはこれで、主亡き後のある種自然な姿ではあったものの、しかしその向こうに

 ↓

構成された石組みと、小石で表された水の流れが!

毎年真夏に、ブンブン音を立ててクマバチがやってきていた、四方八方に向かって高く伸びていた南天を片付け、曲がりくねった各種枝々を取り払うと

 ↓

鶴亀蓬莱山、か?

もひとつ、えいやっ

 ↓

杉の渋い枝ぶりが出現


 ↓


わずか短時間で、ブッシュが見違えるような庭とあいなりました。
ちなみに、横山氏は美術作家&ギャラリー企画をする方で、庭師さんではないのです。

住もうて3年、自然の成り行きに任せつつ、それなりにドクダミと格闘してはいつも負けていて、
手入れなどもう半ば諦め、先日の展示でもそのままお客様をお迎えしてしまったのですが(すみません)、
全く異なる視点からの展開で、おそらく作庭当時の姿と思われる石組みの庭を見ることが出来ました。ありがとうございます。

今週は通常通り営業いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする