まだご紹介しきれていなかった“手放せないけどおすすめの本”を4冊ご紹介します。

半月舎・上川さんは「都市空間の中の文学」前田愛。
学生時代の恩師からすすめていただいて、苦労して読んだけど、今につながっている気がするとのこと。

地域で活動されている北川さん。若い人が書いた本の中から「世界から猫が消えたなら」川村元気。
年の差が倍以上の著者の本に、とても刺激を受けたそうです。

淡日・古本担当のおすすめは、松久朋琳の「京仏師六十年」。
学生時代に読んだこの本をきっかけに、一時仏師を志し、福祉、彫刻、家具作りなどいろいろ経て今に至っております。

淡日・店番担当は「ビターズ二滴半」坂出達典。
具体美術は日本の美術の歴史のある動き、という認識が、
大阪に住んでから、今にどうつながって生きているのか、という近さをもって感じられるようになりました。
村上さんのことをこんなふうに描けた坂出さん、すごいなぁ、と思います。合掌。
大阪の御蔵跡では「自動絵画」展が開催されています。20日(土)まで。
なお、5月14日(日)は、都合により臨時休業させていただきます。
急なことで申し訳ありません。よろしくお願いいたします。