Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

Bekasiの車庫に並ぶ日本の車輌

2008年03月10日 22時58分09秒 | インドネシア
Jati Negara駅に着くと、すぐに切符を購入し、時刻表を見ようとしたのですが、改札口の駅員がBekasi方面は列車が止っていますよということで、改札を抜けて上り線の線路を急いで渡りました。するとそこに止っていたのは電車ではなく客車列車であり、どうもPasar Senenあたりから来た列車のようでした。即座にこの列車はBekasiに止るのかどうかわからなかったため、この駅から乗車する方に聞くと止りますとのことで、すぐに乗り込みました。列車はすぐに発車したものの、時速は約10km/h程度のゆっくりしたスピードで進みました。何でこんなにゆっくりなんだろうと思っていると、Jati Negara方面から長距離列車がBekasi方面に勢いよく通り過ぎていきました。どうもこの列車は本線を走っていなかったようで、間もなくポイントを渡り本線に入っていきました。BekasiまではEkonomi電車と同じ駅に停車し、Bekasiには11時頃に到着しました。
Bekasiではもちろん車庫に止っている車輌も撮影したいと考えているのですが、できればBekasiから103系のSemi Ekspresに乗車してみたいと思い、Bekasiの駅員に聞いてみると、Angkeを出たばかりだと言うではありませんか。通常であればこの列車はBekasiにいるはずで、11:23に発車するのですが、まだAngkeとなるとまだ1時間ほどかかるから、ちょうど時間的なタイミングはいいかなと思っておりました。Bekasiの車庫まで来ると8500系、5000系、8000系の3形式が並んでいました。ゆっくり撮影していると103系がBekasi方面に向けて通過する姿を見たので、そろそろ引き上げようかと思いきや、103系がこの車庫の中に入線。まもなく6000形も入線し、1000系を除く日本の車輌が運よく勢揃いしました。
この車庫に入線した103系が再び運用につくのか、ブレーキハンドルを持った社員に聞いてみると、13:30にBekasiを発車することがわかり、何も食べておりませんでしたので、とりあえず駅でミーパッソを食べて腹ごしらえをしました。予定どおり発車時刻の約10分前に103系がBekasi駅に入線しました。13:30に列車が発車するとなぜかスピードもあまり出さず、ゆっくりしたスピードで運転されておりました。窓の外を見ると黒い雲が空を覆いつくし、間もなく滝のような雨が強く降ってきました。結局Angkeに到着したのは7分遅れの14:20でした。列車はAngkeに着くとすぐにBekasi方面に向けて発車し、私もKampung Bandanまで戻りました。

返却されたもう1本のKRL-I

2008年03月10日 22時28分36秒 | インドネシア
朝9時頃までManggarai駅南側で撮影したのち、Bukit Duriの車庫へ再び行くことにしました。というのは103系を1度も見ていないことと、一昨日いただいた運用表がどうも古いようなので、もう一度行くことにしました。車庫に着くとC氏から新しい運用表をいただき、早速車庫の中へ。奥へ行くとやはり103系が一昨日と位置を変えず、留置されておりました。また、その隣には2ヶ月前頃にBalai YasaかINKAから来たKRL-Iが留置され、塗装ももう1本のKRL-Iとは異なる色に変更されておりました。この車輌も環状線時計回りの「Ciliwung」として運用につくのでしょうか。それとも反時計回りの運用が新たに設定されるのか注目です。
この後いつもお世話になっているD氏に別れを告げ、Bekasiに向かうため、バイクに乗ってJati Negara駅へと向かいました。

Manggarai駅の手前で停車する列車

2008年03月10日 22時07分05秒 | インドネシア
Bogor線Manggarai駅の手前ではラッシュ時を中心に列車が団子状態となります。この撮影している場所にはManggarai駅の場内信号があり、絶えまなく赤信号となります。Bogor線上りは3番線か5番線に入線し、時にはホームのない2番線に入線するようです。(ホームがあるのは3~6番線)
駅のアナウンスを聞いていても、たぶん3番線から発車しますというようなアナウンスがあるので、その場の状況に応じて発着番線が変わるものと思われます。

Manggarai~Bogorの速度制限標識

2008年03月10日 20時12分21秒 | インドネシア
28日もいつもと同じように5:30に起床。6:00に朝食をとり、6:30にホテルを出発し、駅の近くまで来ると、Manggarai方面行きのEkonomi列車が到着しました。駅は高架駅であるため走っても乗れるはずがなく、すぐに諦めましたが、やはり6:36発の列車は早着・早発のようです。この後6:48発というのがあるはずなのですが、やはり来ません。
この日の朝はBogor線のUniversitas Pancasila~Universitas Indonesiaで撮影しようと思っておりました。天気の方も雨は降らないものの連日すっきりせず、この日は昨日、一昨日と比べると雲が多いようで、高速の列車を撮影する上では不向きです。Bogor線内はどこでも撮影場所となるのですが、私がこの区間を好んでいるのは、緑が多く、Depok Baru以北であるため列車本数も多いことや独特なオランダ植民地時代の架線柱も入れて撮影ができることです。(オランダ時代の架線柱はBogor方面側に設置されている)
駅で列車を待っていると、そこまで行こうかやはりManggarai駅付近にしようか、迷ってしまいました。列車は一昨日のように20分以上も待たされ、乗車した後も迷っておりました。今回はまだ調べなくてはなんらないことなどが多いので時間を稼ぐため、Manggaraiで降車しました。
一昨日と同じところで撮影するのも好かないので、この日は駅南側のBogor線を撮影することとし、線路をひたすら歩いていると写真のような速度制限の標識を見つけました。MRIというのはManggaraiのことであり、BOOとはBogorの略記(コード)です。この区間においては原則80km/h(写真は70km/hで古い標識?)なのですが、実際100km/hぐらいで走行する列車が多く、必ずしも速度を守って走る列車はほとんどありません。ダイヤグラムにも80km/hの速度制限が書かれているのですが、実際80km/h以上出せないとなると、おそらく列車の遅れが拡大するのではないかと思います。R氏もBogor線は80km/hまで、中央線は70km/hまで出せますが、実際にその速度を守って運転している列車はほとんどありませんとおっしゃておりました。ちなみにBekasi線は100km/h、Tangerang線は45km/h、Serpong線はおおよそ65km/hとなっていますが、Bekasi線以外はほとんど速度制限を守っていないようです。まあー乗車していても軌道が軟弱ではなさそうなので、大丈夫だとは思いますが。

R氏作成のカタカナ併記の入った103系

2008年03月10日 00時39分25秒 | インドネシア
Depok車輌基地では8500系、5000系、1000系が常駐するほか、103系1本と5000系や1000系の8連化で余剰となった車輌が留置されております。あとで気がついたのですが8007Fも車庫の奥に留置されておりました。
写真は103系Tc384の写真であり、これもR氏がカタカナ併記の入った方向幕を作成しております。Mc105にも同様な方向幕がセットされております。このカタカナ併記の方向幕はそのまま武蔵野線で使用した方向幕の空き部分にペンのようなもので書き入れたものです。
それから5000系や1000系の余剰車輌の行方ですが、先頭車改造が可能なのかどうか検討することと、この改造によるコストを考え、改造するかどうか決めたいとBukit DuriのD氏が述べていました。
区内の車輌の撮影が終わると、夕方の5時近くになっておりました。R氏も結局Bogorには行かず、直帰となりました。R氏にはこの日1日中付き合っていただいて、本当に感謝感謝です。
私もDepokからEkspresに乗車し、ホテルへ帰りましたが、寝床に入ったのが12時近くになり、寝不足の毎日が続きます。この続きは後日ということで掲載したいと思います。