まずはこの話題からお届けしたいと思います。
4月24日からジャカルタKCJ向けに新津への配給が開始され、その後、5編成分30両を乗せた船は6月18日に新潟西港を出港しましたが、先程、ジャカルタのTanjung Priok港に到着し、早速、船からの積み降ろしとPasoso駅までトレーラーでの輸送が開始されました。
今回、到着した編成は新津への配給日順にH35、H4、H8、H44、H2(中間MM'ユニットはH50)の5編成分30両で、今年、譲渡予定の計120両のうち1/4となります。残りの編成も先頭改造車であるH46を除いて順次新津へ配給されると推測されますが、次回、第2陣は編成数は何編成になるのか、また、いつ頃ジャカルタに到着するのか気になるところです。
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今後、これらの車両はDipo Depokへ搬入し、そのままDipo Depokにおいて転入整備が実施され、埼京線や横浜線からの譲渡車と同様にKCJカラーへ変身してしまうものと推測されますが、以前、南武線沿線に住んでいた私にとってはこの南武線カラーのままの205系が、ジャカルタの街を快走しているシーンを一度でよいから見たいものです。
この他、これらの車両は8両編成に組成されるものと思われ、以前、紹介しましたように南武線車両による編成ではTcMM'MM'MM'T'cとTcMM'T'cTcMM'T'cの2通りの組成の編成が登場するのではないかと思われます。
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(上の写真2枚はBpk.Liberdi氏からの提供)
話しが前後してしまいますが、フィリピンからの帰国後、6月7日、H50編成(MM'ユニットは元H2)が浜川崎線用のW1と併結し、国府津へ回送されました。H2は5月2日に車両故障が発生し、修繕が困難な状況になったものと推測され、問題のないH50編成のMM'ユニットをH2編成と差し替えられたようですが、このH50編成はM232のパンタが上がっておらず、死重扱いの上、回送されたようです。その後、H50は6月9日に廃車目的と思われる長野へ回送されました。
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6月13日、14日とジャカルタへ旅立つ前の南武線の205系を撮影したいということで新潟へ行ってまいりました。両日ともにこの205系が留置されている新潟西港へ新潟駅近くで自転車を借りて行ってみましたが、両日ともに天気が良く、13日は午後からの訪問となりましたので、山の下みなとタワーからでは順光になりませんでしたが、信濃川の西側にある入船みなとタワーへ行って撮影してみると、下の写真のとおり信濃川の向こう岸に留置されている205系を見ることができました。
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続いて14日も自転車を借りて、再度、山の下みなとタワーへ行ってみました。この日は留置場所で作業している方が数人いらっしゃり、留置場所近くのフェンスからでは作業する車が邪魔をしていて良い写真が撮れませんが、このタワーへ登って撮影してみるとさほど気にならないようです。
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この4日後にこれらの車両は船に積み込まれ、18日に出港したのですが、6月19日にH40、26日にH41が続いて新津へ配給され、これらの編成は同じく新潟西港に留置されているようですので、今後、配給される編成についても続々とこの新潟西港に集結するものと思われます。
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それから185系の話題ですが、例年、7月と秋のシーズンに川崎市の小学校を対象に修学旅行用の列車が運行されていますが、そのシーズンを前にして185系が南武線に入線し、数日間ハンドル訓練が実施されました。
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また、6月27日~29日にかけて185系による修学旅行列車が運転され、天気の良い28日朝、南武線車両との並びを撮影したいということで武蔵中原駅へ行ってみたのですが、この日は運良く11F運用にH42が充当され、205系との並びを撮影できました。
ダイヤ改正前であれば185系が出庫する時に武蔵中原駅で南武線車両との並びが撮影できたのですが、現在では平日しかできないようで、しかも今年の秋シーズンでは205系は僅かに残るだけかと推測されるため、205系もしくは209系と185系の並びは大変貴重なものになるかと思われます。
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以上、簡単に報告しましたが、今後も南武線205系の譲渡の動きが多くあると推測され、このような動きに注目すると同時に、適切な時期にジャカルタに訪問したいと思っています。
次回は先日、速報版でお知らせしましたPNR(フィリピン国鉄)の話題について、報告したいと思います。
4月24日からジャカルタKCJ向けに新津への配給が開始され、その後、5編成分30両を乗せた船は6月18日に新潟西港を出港しましたが、先程、ジャカルタのTanjung Priok港に到着し、早速、船からの積み降ろしとPasoso駅までトレーラーでの輸送が開始されました。
今回、到着した編成は新津への配給日順にH35、H4、H8、H44、H2(中間MM'ユニットはH50)の5編成分30両で、今年、譲渡予定の計120両のうち1/4となります。残りの編成も先頭改造車であるH46を除いて順次新津へ配給されると推測されますが、次回、第2陣は編成数は何編成になるのか、また、いつ頃ジャカルタに到着するのか気になるところです。
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今後、これらの車両はDipo Depokへ搬入し、そのままDipo Depokにおいて転入整備が実施され、埼京線や横浜線からの譲渡車と同様にKCJカラーへ変身してしまうものと推測されますが、以前、南武線沿線に住んでいた私にとってはこの南武線カラーのままの205系が、ジャカルタの街を快走しているシーンを一度でよいから見たいものです。
この他、これらの車両は8両編成に組成されるものと思われ、以前、紹介しましたように南武線車両による編成ではTcMM'MM'MM'T'cとTcMM'T'cTcMM'T'cの2通りの組成の編成が登場するのではないかと思われます。
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(上の写真2枚はBpk.Liberdi氏からの提供)
話しが前後してしまいますが、フィリピンからの帰国後、6月7日、H50編成(MM'ユニットは元H2)が浜川崎線用のW1と併結し、国府津へ回送されました。H2は5月2日に車両故障が発生し、修繕が困難な状況になったものと推測され、問題のないH50編成のMM'ユニットをH2編成と差し替えられたようですが、このH50編成はM232のパンタが上がっておらず、死重扱いの上、回送されたようです。その後、H50は6月9日に廃車目的と思われる長野へ回送されました。
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6月13日、14日とジャカルタへ旅立つ前の南武線の205系を撮影したいということで新潟へ行ってまいりました。両日ともにこの205系が留置されている新潟西港へ新潟駅近くで自転車を借りて行ってみましたが、両日ともに天気が良く、13日は午後からの訪問となりましたので、山の下みなとタワーからでは順光になりませんでしたが、信濃川の西側にある入船みなとタワーへ行って撮影してみると、下の写真のとおり信濃川の向こう岸に留置されている205系を見ることができました。
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続いて14日も自転車を借りて、再度、山の下みなとタワーへ行ってみました。この日は留置場所で作業している方が数人いらっしゃり、留置場所近くのフェンスからでは作業する車が邪魔をしていて良い写真が撮れませんが、このタワーへ登って撮影してみるとさほど気にならないようです。
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この4日後にこれらの車両は船に積み込まれ、18日に出港したのですが、6月19日にH40、26日にH41が続いて新津へ配給され、これらの編成は同じく新潟西港に留置されているようですので、今後、配給される編成についても続々とこの新潟西港に集結するものと思われます。
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それから185系の話題ですが、例年、7月と秋のシーズンに川崎市の小学校を対象に修学旅行用の列車が運行されていますが、そのシーズンを前にして185系が南武線に入線し、数日間ハンドル訓練が実施されました。
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また、6月27日~29日にかけて185系による修学旅行列車が運転され、天気の良い28日朝、南武線車両との並びを撮影したいということで武蔵中原駅へ行ってみたのですが、この日は運良く11F運用にH42が充当され、205系との並びを撮影できました。
ダイヤ改正前であれば185系が出庫する時に武蔵中原駅で南武線車両との並びが撮影できたのですが、現在では平日しかできないようで、しかも今年の秋シーズンでは205系は僅かに残るだけかと推測されるため、205系もしくは209系と185系の並びは大変貴重なものになるかと思われます。
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以上、簡単に報告しましたが、今後も南武線205系の譲渡の動きが多くあると推測され、このような動きに注目すると同時に、適切な時期にジャカルタに訪問したいと思っています。
次回は先日、速報版でお知らせしましたPNR(フィリピン国鉄)の話題について、報告したいと思います。