基礎の片側だけはコンクリートを埋めて3本の柱を建てましたが、反対側は仮組が終わった段階で完成させるつもりです。
その案は、15Kgくらいのコンクリート製の基礎ブロックを、犬走りの上に置き、モルタルで周囲を固める。
単管パイプ2.5mを基礎ブロックの中央に立て、2液性エポキシを注入し、基礎ブロック+犬走りごと接着する。
犬走りの基礎ブロック
上部に1mのパイプを並行に接続し、張り出し屋根の下部に固定する。(たぶん単管ベースを逆向きにしコーススレッドで締め付けようかな)
実は基礎ブロックの中央の穴にはPVC管が入っていて単管パイプの外径よりも、ほんの少ししか大きくありません。 この隙間にモルタルを詰め込むのは、はっきり言って無理です。
カヌーのグラッシング用に購入したコニシボンドE06は、粘度が低い液体状のエポキシ接着剤なので、この隙間に流し込めば接着できる、と踏んでおります。 まさに、こういうコンクリートの隙間に注入して接着するために売られている接着剤なのです。
ということで、仮に組んでみた場合、どれくらい頑丈なのかが気になるわけです。
・・・でも・・・まだ屋根の高さ、勾配が最終決定していないし~・・・
確実なのは片側(犬走り側)は有効高さ2.5m。 その上に屋根に固定用のアジャスタブル・パイプを接続する。
アジャスタブル・パイプというのは、高さをアジャストできるように2本のパイプを2か所の自在クランプ(角度は並行)で接続することを言います。 これだと、仮組後に高さを後で自在に変更することができます。
お一人様作業・・・
仮組み、あるいは、組み立ては、重いパイプ(今回最長は4m)を一人で持ち上げてクランプを取り付けねばなりません。 とてもつらい作業です。 恋女房にでも片側を持ってもらえればいいんですが、悲しいことにお一人様の作業です。
そこで工夫・・・
パイプのクランプの固定位置を決めておき、 その位置に先ず自在クランプを取り付けます。 片側だけなので一人でも持ち上がります。
次に反対側に回り、持ち上げます。 そして仮に固定します。
水準器で水平を取り、水平にアジャストしたのちボルトを締め付けます。
クランプを買うときには、直交クランプだけでなく、半分くらい自在クランプにしておくと、お一人様でも楽に組み立てができますよ。
次回は、高さと屋根勾配を最終決定して仮組を完成させます。
翌日・・・
今日は台風21号が中国からお帰りになられ、最大風速30mの風が吹くというので、急ぎ斜交いを入れて構造体を補強しました。 基礎ブロックは置いてあるだけですが、構造体はかなりしっかりしています。
この斜交いを一番上に屋根勾配として持って行くのだから、強度はこの状態と同じ筈だわに~。
今夜は台風時の構造体の強度テストになります。 屋根を付けるともっとしっかりさせねばなりませんね。