おはようございます。
8/10です。今日はあさイチで車を洗いました。
こないだ、息子の野球の送迎に出た時、久しぶりに自分の車を運転したんですが、
まあ汚い事!
ゼブラ模様が全身に浮かんでて、あ、大事にしてないなぁ……、ってね、自分で思ったんです。
買った時はね、あんなに嬉しかったのに……。
車を買おうと思い立ったのは、義母の体調が悪くなった三年前、
手術をしたんです。
それで、
もう、両親とも若くないし、
もしなんかあった時いちいちタクシー呼んでたら埒アカン、車を買おう!
と、私が言い出したんです。しかし私はバイクこそ5台も乗り換えてますが、
車を買うのはこの時が生涯初めてで、筋金入りのペーパードライバーで、
教習車以外は数えるほどしか運転したことがなかったんです。
あまり興味もなかったんですね。だから本当に必要に駆られてといった感じで。
でもいざ探すとなかなかいいのがなくてね、量販店の露天展示場の車はどれもなんとなく汚れてて、
まあ、中古車だから、こんなモンかな……、なんて思いかけた時、
近所のHondaのディーラーを覗いたら、とてもきれいな中古車があったんです。
色もばっちりで、走行も少ない。これ!これください! ってね、寧ろ妻の方が乗り気でしたね。
しかし中古とはいえ、やっぱり何百万の買い物ですから、緊張しましたね。
これが私が生涯で買った二番目に高い買い物になりました。
一番はもちろん、家です。
あれから三年……。
こんなに汚くしちゃって、毎年楽しみにしていた京都までのロングドライブも今年はなし、
今年は千キロも走らないんじゃないかな、不甲斐ないだろう、おまけにこんなゼブラ柄で……。
もうね、ピカピカにしてやりましたよ。うん、10歳は若返った!
ロックの名言シリーズというアイテムをプラスしました。
これは、イギリスのパンクバンド、セックスピストルズのジョニーロットンが、
ジョンレノンが射殺された時に言った一言。
世界中から弔辞が寄せられる中、ジョニーはなぜ、こんな白けたこと言ったんでしょう。
父親は知らず、母親は自分を見てくれない。そんな悲しい幼少期を送ったとされるジョンレノン。
だがジョンはそれも隠すことなく、お母さーん!!お父さーん!!と絶叫する曲や、
いざ自分が父親になった時、自分も自分の父親と同じように自分の子供に悲しい思いをさせた事を
詫びる曲は、訴えてくるモノがありますよね。
一般的にジョンレノンと言えば、ぼんやりと空をうかがって
天国なんてないのさ……、国境なんてないのさ……、と歌う、
グローバルな平和主義者と思われがちだと思いますが、
本当に彼が一番望んでいたのは……、
どんな事情であれ、個人個人が幸せでいられる社会だったのではないでしょうか。
それは社会主義であれ、資本主義であれ、王国であれ、民主主義であれ、独裁国家であれ、
収入や健康状態が、まるでヘヴンの様に平等な、
そんなのっぺりとした退屈な平和ではなく、
たとえば自分が過ごしたあの幼い時間でも、もし、お父さんが、お母さんがもう少し自分の方を向いてくれれば、
自分はそれだけで、大金持ちの子供にも負けないぐらい、幸せに過ごせたに違いないという、
彼の精一杯の自己肯定、両親や世の中に対する複雑な信頼、子供に対する不安定な愛情。
それをよちよちと、おっかなびっくりと紡いでいく、
そんなごく緊密な、パーソナルな平和だったんじゃないか。
ジョンレノンは方法論は言いません。だからまごころブラザースに、
現実見てない人、バカな平和主義者、と言われてしまうんです。
ただ、私は思うに、
理想はどこからでも辿り着ける、ただ、
しっかり見据えて目指さないと、それは存在すらしない。 という事。
現実も同じです。現実もしっかり見据えて目指さないと存在すらしないんです。
イマジン、は直訳すると想像らしいですが、
私は、ド現実 と訳したい。想像の中にこそ現実はある、未来はある。
『アンネの日記』のアンネフランクの現実はどこにあったんでしょう。
日記の中にあったんでしょうか、それとも隠れ家の中にあったんでしょうか。
百パーセント、日記の中にあったと思うんです。
でなければ、あんな絶望的な状況で、嘘でもあんな日記書けるはずありませんから。
で、ジョニーロットンですが……。
ジョンが死んだ!スーパースターのジョンレノンが、
才能有り余らせたまま、惜しげもなく死んだ!
あぁ、惜しい!もっと彼の曲を聞きたかった!
と、ややもすると希少動物の様に、その才能や存在ばかり褒め称え、悔しがる弔辞を見てきっとジョニーは
違うだろ……、と思ったんだと思うんです。
おいおい、よく目の前を見てみろよ。何にも変わってねーじゃねーか、
他人の事故見て運転してたら、今度はお前が事故っちまうぞ、
脇見運転は終わりだ、
そう言ったんだと思うんです。
ジョンが死んだから何かが途切れるわけじゃない。未来は続く、否が応でも
誰のためでもなくやってきて、ポトっと何かを置いていく。それがたまたまジョンレノンだった。
そう言ったんだと思うんです。
人の死をけなすほど、ジョニーはバカ者ではありません。(見た目はちょっとそう見える時もあるけど……)
私はこんな一言を、弔辞として言えるジョニーこそ、ジョンの喪主にふさわしいとすら思うぐらいです。
まあ、古いロックの逸話です。 グッズ買ってください。
じゃあ、午後も引き続き、35度の酷暑の中、引きこもって、デザインやSEOもどきな事をやりますよ。
今日お仕事の方、もう午後だけだから、慌てず、休み休みで。給水怠りなく。
頑張ってください!御安全に!!