地方の商工会議所に勤める中小企業診断士のブログ 「お酒と読書と、中小企業支援の話」

田舎の商工会議所が行う中小企業・小規模事業者への支援。そのリアル。息抜きに楽しむお酒と読書の話。

腹落ちしてもらっての自走化

2024-10-17 08:05:00 | 中小企業診断士・伴走支援
これから伴走支援する日本料理店を訪問。
「こんなお店にしたい」という夢をお聞きして、現状とのギャップの大きさに店主と二人呆然と(笑)

「とりあえず今はもっとお客さん(売上)を増やさないと」と、夢をいったん脇に置く店主。

提供物は全国レベルで優秀なこのお店。問題は広報と運営オペレーション(そもそもワンオペの日も多い)。

広報はインスタのみと言う。見てみると数ヶ月更新できていない…おい💧ハイライトの整理と、投稿予定表の作成をサポート。
すると、店主、
「提供できるものの見える化が大切ですよね」
はい!私もそう思います!

「腹落ちしてもらっての自走化」を促すスキルを身につけていきたいと思います😊




DXとは

2024-10-11 11:56:00 | 中小企業診断士・伴走支援
今さらですが、
強めの「競争優位」につながるデジタル活用のことを、DXと呼ぶようです
ほんと今さらですが…
手段が目的になってしまう悪い例にならないように…

講師いわく、
相談対応型の支援はどうしても浅く、デジタル活用が目的化してしまうようです
ここでもやっぱり、課題設定型が必要なんですね


心も技術も足らん

2024-09-12 08:14:00 | 中小企業診断士・伴走支援
話はよく聞いてくれるし、話してもくれる。
今後のことを考えた新しい製品、新しい業態の話もその時は盛り上がる。
だから、いろんなことを提案する。
でも、その経営者は動かない。
何度提案しても頑として動かない。

この10年間、ずっと昔のままに団子を焼き続けている。変わらないことが原因で起こる様々な辛い困難に苦しみながら。

将来の話などをしている時は嘘をついたり調子を合わせたりしているだけ…には到底見えない(そんな芸当ができる人には思えない)。
提案は無理なことを言っているつもりはない。
経営者が求めているものとズレている可能性はある。自分ではそんなにズレてないと思うんだけど…

そもそもこの方は何も求めていない可能性もある。
ときどきいる「自分だけでやりたい人」?
でも、そのわりには永遠に変わらないだろう姿を見せてくれている(笑)

目の前の売上につながる事業には飛びついてくれる😅

くそ、
心も技術もまだ足らんということだろう





二次試験は経営支援のリアル

2024-08-06 08:24:00 | 中小企業診断士・伴走支援
この週末が中小企業診断士の一次試験だったんですね…(懐かしい…)

できた人は二次試験も頑張ってください。
二次試験はリアルな経営分析・支援のシミュレーションの場です。
二次試験で出題される事例は、よく「辻褄があわない」とか「支離滅裂だ」と言われますが、とんでもない。
あれこそがリアルです。
リアルの社長の言うことの方がよっぽど辻褄が合わず、支離滅裂です(笑)
(言い換えると、思考や発言が直感的、直情的、直接的なことがままあるということですね…)
私たちは、その中から大切な部分を抜き取って、整理して、必要なところに切り分けていく。
やってることは同じです。
試験のためだけでなく、資格を取ってからの役にも立つのが二次試験です。頑張ってください。

一次試験、あまり芳しくなかった方。
まず、今、持っている問題集を3回くらい回しましょう♩(今までの合計で3回)